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 今年最後の釣行、場所は千葉の大原より、ヒラメ釣りで出船。
船は、前回からの大原港長栄丸で、ここの釣り方は流し釣り。

今回の状況としては、波は多少有るものの、潮は適度に動いていて、良い感じ。
この日座った席は、右舷のオオトモで、僕としては本当は胴の間が良かったものの 、オオトモ
が空いていた為ついつい座ってしまいました。
結構流し釣りの場合は、胴の間の方が自分的には、釣れる気がするんですよね!!

  ポイントは大原港より、少し北東よりに走った所よりスタート。
ポイントに着き、すぐさま僕にアタリが!!!
なかなか食い込まず、上げて見ると歯形の跡。
「悔しい〜!」直ぐに餌のイワシを付け、落として行く。
今度は、少しヒラメとは違ったアタリだが、何やら大きそうなアタリ。
ある程度の所で合わせ、揚がってきたものはナント!特大マトウダイ! 46cmは有ろうマトウ
でかかったです。

 船中で揚がったのは、ヒラメでは無いものの、とりあえず釣れたので一安心。

 その後も、イワシに反応(気配)が続く。

「今日は、なかなか良いんじゃないの?!」なんて事を船長と話しながら居ると、またまた自分
にアタリが。
揚がってみると、やっぱりマトウ! ヒラメは........?
まあ、釣れているのだから、良いでしょ。

 その次に船長がアタリを合わせ、揚がってみると2k半はあろうヒラメ。
船中では、私と船長が釣っているだけで、その他の方はまだ釣っていない模様。

 船長は、この日お客さんが少なかった為、胴の間で竿を出していました。
と、そこでまた船長が、アタリを合わせているではありませんか。
スゴイ!!2枚連続で、サイズもだいたい同じく、2k半位のサイズ。
船長は、超早合わせで、「クッ、クククッ」と2回位引いたら、直ぐに思いっきり合わしてしま
う釣り方だ。
けれど、これが釣れるわ、確実だわで仕掛けを聞いてみると、親針は当然口に、孫は 背びれの
後ろで、針はトリプルフック(イカリ針)。
 僕も、新たな釣り方を見て、またヒラメ釣りへの考え方が、変わっていく気がしました。
感動です!!

 私もそれから、またマトウを1枚にソゲヒラメを1枚、釣る事が出来ました。

 その中で、ミヨシに座っていた長栄丸常連さんが、中盤よりいきなり釣れはじめ、終わってみ
ればヒラメ4枚の記録。
サイズも、3k・2,5k・1,5k・0,8k。  スゴイですね! この方もまた、釣り方の
スタンスが面白い。
「ヒラメ釣りは、ルアーの様に誘うもの」と、そこまでは僕と変わり無いのですが、その 誘い
方がチョット違っていました。
 それも、上下左右にゆっくりと誘いを掛けていく。
待ちも、「ジッ!」としている事は、無かった様でした。 凄いですね、4枚とは。

この日揚がったヒラメは、4−2−1の船中7枚で、マトウが ボツボツと揚がっていました。

 やはりヒラメは、置き竿は絶対にダメ!
ヒラメは、活きているイワシを餌に使っていても、必ず誘いを入れ常に タナを取る事が、釣果
を伸ばす最大のポイントではないでしょうか?!

 これからも、引き続き「ヒラメ、釣果を伸ばすキーポイント」を,
                           探り考えて行きたいと思います。

今年最後の、トホホ釣果。
帰港中の船尾から。
大原港沖
大原海岸沖

製作・更新:田中 龍太郎  March, 2000.
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