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詳細&写真


今年初めての野尻湖。
今年の野尻湖で、どんな釣りが出来るでしょうか。
当日は、小川君との話で「あっ〜野尻湖解禁だろ。行きてえな〜。」と突然決まったもので
本来であれば、もう少し外気温・水温が上がってからと思っていたのですが、我慢できず突
然の釣行となりました。


当日は、2人とも野尻湖への何の用意もしていなかった為、昨年度使ったタックルでやるし
かなく、昨年のやりたかった
事をやると言うより、昨年のタックルのままで、「今年の野尻湖はどうなっているかな?」
と言った釣行です。


僕のタックルはフライで、8,9フィート#3・リーダー12フィート4x・ティペットひ
とひろ取りフライはエルクヘアカディス・ビートル・アント。 9ft#6・リーダー10ft4x
ティペットひとひろで、フライは特製毛虫フライ・ホッパー・マドラーミノー・春ゼミと言
ったところの2本。
小川氏と言えばトップで使えるロットで、トラウト用に3lbラインにフローティングワーム
トラウト用ミノー、ベイトロットにクランクベイト・スピナーベイト・ラバジ・などなど、
自分のタックルでは無いので、詳しい照会は出来ませんが、ラインは少し細めだったでしょ
うか。


昨年から利用させて頂いている、野尻湖マリーナにてボートを借り、いざスタート。
まずポイントで、最初に入った所は、昨年から釣果の出ている琵琶ワンド。 とりあえずフラ
イはドライ(トップ)ルアーもトップでフローティングワームを使用し、シャロー中心の釣
りを朝一は攻める事に。
「小さい子バッチ位は出てくるだろう」と思っていたが、どんなに投げて誘い(アクション)
を色々試そうが、一匹として出てこない。

ゆいつ出て来たと言えば、小川氏のフローティングワームに一回だけ出て来たのみ。
「今年は渋いな〜」なんて事を言いながら、ポイントをたんたんと移動していく。
「まだトップは駄目なのかな〜」なんて2人して言いながら。
6時半にスタートしてから早2時間半も経ち、ポイントも琵琶ワンドから砂間館まで移動し
ている。


「今日の、南側一帯のシャローは、駄目ではないか!?」と言う事になり、砂間館から大崎
までは4m〜5mラインを今度はドラッキング、それも田中はフライで。 今回こんな事もあろ
うかと、5508^Z]のシンキングを用意。
ただキャストは、とてもじゃないけど出来ないライン。
せめてのロールキャストが精一杯。
でもシンクと言えば、一秒で約20cm沈むため、4〜5mの底とりも容易に出来る。
釣り方は、いたってトローリング。 だからつまらない。
一方小川は、ルアーなのでダウンショット・サスペンドミノーステイシー・と様々なルアー
を試していく。

ポイントは、大崎〜砂間を3〜4往復し時間はもうすぐ12時になる所。
一向に魚からのラブコールは無い。 ここで昼食タイムを入れ、気分転換を計る事に。
「あっ〜、駄目だ〜」なんて事を言いながら。

午後は、先程言っていた南側のシャローが駄目そうなので、今度は北側シャローを攻める事
に。
今度は菅川左、北よりのシャローから丹念に攻めていく。 でもシャローに居るのは、鯉とフ
ナばかり。
「なんか今日は変だな」と呟きながら。
結局シャローは、モミヶ崎までやったが鯉とフナばかり居て、子バッチすら目にしない。

時間も3時過ぎに、「あとはボトムを攻めて上がろう」と言う事になりポイントは、ハーバー
ワン前と弁天島北側の間当たを・・・・。
7〜8mラインを中心に、魚探でなにやら反応のある所を、丹念に攻める。
「あっ、ん、おっ」「おっ、フィッシュ、フィッシュ」と小川氏、ニタニタ笑いながら巻い
ていく。
田中「ラージ・スモール?」、小川「何か変なんだよね?」。
巻くにつれ段々と魚が見えてき、なにやらスモールのようだが、なぜか全然引かない。
あと3〜4mと言う所で小川氏が「なんだよ〜」の声。
見てみるとそれは鯉。
ガックシする小川氏を横に見ながら、時間を見るともう4時10分前。

 当日のその他のアングラーは、結構な釣果で40アップも上がっていました。
その後「なぜ釣れなかったのか」と言う事が気になり色々な方に聞いてみると、「フナがシ
ャローで産卵して居る時にはバスはシャローに出ない」と言う事を聞き、何か損した気がし
てしょうがなかったです。
マダマダですね!! バスの習性を、勉強%勉強!!

 

1、「やったー、来たぞ!!チョット小さそうだけど
ラージ?スモール?」

 

2、この満べんの笑み「お前より先に釣ったぞ!!」と
思っていたのかな?

 

3、「あれ????????????????」

 

4、「なんだよ−−−−−−−−−−−−−−−」

 

5、「もう、どうにでもしてくれ・・・・・・!」

 

6、「は・・・・・・・・・・・・・・・・・、
         俺は鯉しか釣れねえのかよ。」


photo:田中 龍太郎 May eighth, 2000. 野尻湖