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2001年
7月
16日
月曜日
フィールド: 相模湾
船: 貴雅丸
天候: 晴れ
対象魚: シイラ
水質: 澄み所により濁り(潮目より)
風向き: 南東 風速: --m
潮:若潮 波の高さ: 0,5m
水温 最高: --℃ 最低: --℃
外気温 最高: --℃ 最低: --℃
チャム: マイワシ
ポイントとヒット水深:
三崎沖の潮目付近で=表層
 
 
ヒットした時間と水温:
8:15=--℃
 
釣果: カツオ80Lクーラー2個であふれる位。 シイラノーバイト。
タックル:
フライ ●ロッド=SAGE RPL-Xi#12/リール=ガルフストリーム/ライン=ブルーウォーター#12/バッキング=PE4(400)/クラスティペット=16lb/ショックリーダー=35lb 
ルアー●ロッド=テンリュウJS761SP-16/リール=ツインパワー5000/ライン=PE3/ショック=35lb
    ●ロッド=JS591SP-8/リール=ツインパワー4000/ライン=PE2/ショック=35lb
ヒットルアー&フライ:
●ルアー=K-TENミノーイワシカラー・ジグミノー・極小ジグ・ 
●フライ=船長自作ハタキフライ・自作マイラーチューブミノー
誘い方:
●ルアー/カツオ=水面直下をただ引きorチョンチョンと立ち泳ぎの様に シイラ=ツイッチングからただ巻きのはや引きまで。 
●フライ/ハタキ(一本釣り)と同じように、散水の外縁水面直下(2〜3cm)を、チョンチョンorスーと通す。
コメント: 駄目ですね、シイラが居ません。 船長シイラ探しません。 カツオは探します。 シイラを朝一から探し、徹底的にやる必要があるのでは...。 あまり多目的にやると、本命がつれなくなりますね。 イワシはカタクチが欲しい。 マイワシだと、カツオもあまり釣果が伸びない。 シイラが居た場合も、魚が深くなる。

 今回は、前回以上のシイラ釣果を求め、何時ものメンバーと、何時もの釣り宿で出船。

またまた何時ものように、イワシを朝一網元より購入し、いざ出撃! 今回予定のポイントは、南西方面へ朝から出て、潮目・漁礁・流れ物・鳥山等を見たり探したりしながら、シイラを探してみたいと思います。

ですが船長、「昨日からあまりシイラ居ね〜んだよな」「カツオなら今居るから、カツオ釣ろうよ!」と、漁師感炸裂です。 こういうところが無ければ、とてもいい船長で、腕も最高なのですが。 お客さんに釣らせようと思うあげく、お客さんの釣り物を忘れてしまうのですから。 船長のこの心の事は、ある程度分かっているので、「またか!」と思いながらも、とりあえず任す事に。

出船より約3時間が経とうとした頃、潮目付近にてカツオの跳ね発見! 直ぐさま急行し、散水ホース投入・イワシ撒き・散水噴射〜! 
ボコ、ボコッと、カツオが食っている。 皆のテンションも上がり、船長も「アギコキコ!!×○△#%&*!!!」何言っているかわかんない? 船長もテンションビンビン。 ですが、今回積んでいったイワシはマイワシで、イワシが大きいのと潜っていく為、魚がそんなに長く船へ着きません。 

カタクチイワシに比べマイワシは、大きな魚が下に居る時にカタクチは表層へ上がり表層付近を泳いだり、立ち泳ぎして逃げ惑うのに対しマイワシは、何が居ようとも、ドンドン潜っていってしまう。 その為、魚はイワシを追っかけ魚全体の群れが沈んでしまいます。  そう、チャムを撒けば撒くほど魚は沈んでしまうのです。

でも船長、めげずにカツオを追うわ追うわ。 「えっ!、シイラはどこへ行っちゃったの?」 「カツオクーラー一杯だから、シイラ探そうよ!」でもそんな事船長にとってはお構い無し。 雅に漁師です!
(この船貴雅丸です)

その後カツオは捕まらず、空からの追尾&探索隊(鳥)の動きを見ながら、ただただ船を走らせていました。

時間も昼近づいた頃、「カツオ駄目だ、シイラ探すか?」と船長の声。 さっきから「シイラやろうよ!シイラやろうよ!」言っていた自分は、今さらシイラやっても....。 でもとりあえず、人工漁礁に。 自分的には何で漁礁なの? こんな所、シイラ居ても朝からやっていた船で、魚は居ないか、それともスレきってるでしょ!

案の定、魚はスレきっていて、ルアー・フライにはメモくれず。 船長は散水もイワシも撒かず、「イワシ!? イワシが無い!!」。 「船長、イワシは?」 、船長「もう無いよ、カツオで使ったじゃん」えっ。 高い金を出したイワシは、望まないカツオのチャムへと消えていった。 自分達はシイラ釣りたいのに。

その後船長に、ウダウダとシイラを狙わない事について文句をいい、「シイラ釣れないから上がろう」と船長。 当たり前でしょ、こんな時(スレている時・魚が浮かない時)にこそイワシを使わないと。 シイラ狙いなんだから!

と言う訳で、午後13時40分帰港した。

写真上2枚は、あまりのやる気無さに、だらけながらやる仲間。 下の1枚は自分で、カツオだけれども、釣った証拠としてだけ撮った写真でした。
   ジャンジャン!!

追伸、船長!次は頼むよ!!!!!


製作・更新:田中 龍太郎  March, 2000.
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