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2004年7月5〜6日  月・火曜日
釣行者: 龍太郎 執筆者:龍太郎
フィールド:野尻湖 (野尻湖マリーナ
対象魚: スモールマウスバス
天候: 晴れ 水温:23〜24.5℃ 外気温: 水質: クリアー
潮: 波: 風向き:
ポイントとヒット水深:
縦ヶ崎・竜宮崎・YWCA・水道局のハング下(トップ)・琵琶ヶ崎裏のシャローからボトムの境目で
釣果: 
龍太郎:5日=20〜38cm 3本/6日=29〜39cm 5本
小 川:5日=/6日= 
 隆 :5日=/6日= 
タックル: 
フライ=ロッド9ft #3/ラインWF4F/リーダー3x/ティペット4x
ルアー=
ヒットルアー&フライ: 
フライ=エルクヘア改
ルアー=シケイダー・スピナーベイト
誘い方: 
フライ=キャスト後止めずに動かし誘いをかけ、一時止める。 
止めて食うチャンスを与えるが、だいたいが目で魚を探し、魚の先へ先へキャストしないと食ってこなかった。
ルアー=シケーダをハングしている下まで打ち込み動かす。
最奥まで入れないと出なかった。 動かす事はケースバイケースで…
コメント:
一日目
 2年ぶりの野尻湖。
小川君・隆君も少し興奮気味。 
本当は、毎年数回の釣行ができれば本当に幸せなのだが、お互い生活・仕事に家庭を抱えていると、そうは簡単に行かないのだ。 しかし、仕事に家庭の環境は違えど、やりたい事に望んでいる事は皆同じ。
そこで今回の2年ぶり野尻湖釣行となりました。

朝一、車から降りると意外なほど外気温は暖かく、例年の7月上旬とは少し勝手が違う気がした。
「もしや、既にもう夏の釣りになっているのでは…」と言う不安もそこそこに、タックルの準備をしていると、あらっ もう6時半のスタートの時間が過ぎている。 まだ船代何も払っていないのに、他船は続々と出船している。 いつもの事ながら準備が遅いんですよね… 誰!? 龍太郎が… 僕です… 
「早くしろよ〜 何でいつも遅いんだよ! 先行くぞ!!」 「あっ、まって〜」と言う光景は毎度の事。
こんなんなら、ゆっくりとくつろぎながら写真なんぞ撮るんじゃなかった。

野尻湖マリーナのおじさんには、「田中さんのフライの季節ですよ。予約でタナカと有ったから絶対に東京の田中さんだと思ったよ」なんて言われ、完全に釣果を出してこないとまずい雰囲気。 ルアーの小川君に隆君も、トップで連日好調と聞き、早くも釣れる気満々。

1日目は、船2隻で午前午後と誰か一人が乗り代わり釣りをする。
午前は龍太郎と隆君のペアで出船。
ポイントはとにもかくにも樅ヶ崎! 
いつも最初にここを叩いていくと、好釣果に恵まれる。 
当然樅ヶ崎自身も好ポイントで、魚影の濃いポイント。
着いて直ぐに龍太郎にヒット。 少し小ぶりだが、まぎれもないスモールに久々の野尻湖を感じた。
しかしその後、このポイントでチェイスこそ有るものの、釣果が出ず移動となった。

琵琶ヶ崎・水道局と移動し、既に野尻湖は夏の釣りにシフトしている。
そう、トップでは中々でない。 恐らくボトムでは爆釣モードになっているのかも。
時折黒く浮んでくるスモールを目で追い、進行方向の先へとフライをプレゼンテーションする。
咥える ストライク!
サイトフィッシングとしては凄く面白いが数が欲しい。 サイズも欲しい。

この日失敗したのは、実は朝一入った樅ヶ崎で着いて直ぐの一瞬だけ活性があり、フライでもルアーでも大型交じりでチェイス・バラシがあったのだ。 恐らく、朝のあまりの遅さに時合いをつかめなかったのでしょう…
そう考えながら各ポイントを廻っていると、段々悔しさがこみあげてきた。

昼時になり、何時もの調子で仲間ともに昼食をマリーナの食堂でとる。


 午後、朝一一緒に乗っていた隆君は小川君と、自分は一人での出となった。
ポイントは昼時ともなりなるだけ流れの出来ているようなポイントを好み、竜宮ヶ崎へ向かう。
それと同時に明日の事も考えたポイントで望む事にした。
竜宮ヶ崎に着き、流し始めてもやはり反応は悪くスモールは下に沈んだような感じ…
これではフライだと手も足も出ない…
めげそうになりながらも、竜宮ヶ崎で1本をキャッチし、そのまま水道局側へ入り追加で小さいながらも2本追加した。
いったい7月の上旬と言うのに、もう夏模様で例年ありがちな一日トップで食いっぱなしって事は無い。

後は16時まじかのあがる時間帯に活性が上がる。
その時にいかにして良いポイントに入り、いかにしてキャッチできるかだ。
本当は樅ヶ崎に入りたいところだけれども、朝方から吹きだした風で、北側は浅瀬の砂がかき回され、シャローでの釣りにはとてもならない。
いったいどこでトップの釣りが出来るのだろう?
考えられるのは急激なブレイクになり、かつシャローも点在しているポイント。
本当は樅ヶ崎なんてうってつけなポイントなんだけどな。
砂間ヶ先×・水道局奥×・琵琶ワンド×… 残されているのは岬の先端から左右。
水道局も琵琶ヶ崎にきた途中からざいぶブレイクしているようだが…
と言う事で残された琵琶ヶ崎周辺の丹念に探索し、一日目を締めくくる事にした。

竜宮ヶ崎から真直ぐにエンジンで向かい、立ち木の周辺から探っていくと、3投目で立ち木の脇から38cmのスモールが口を使ってくれた。
木にもギリギリにキャストし、3投目で着水と同時に出てきた。
ん〜あと2cm欲しかった…

その後もその更に奥になろうか小さなワンド風になった所を探ってみたが、反応は無く魚影もなかった。
いつもならばここでは鯉がよくいるのだけれども、姿は見られなかった。

また途中にある馬の背の様になった所では、小さいながらも子スモール君が顔を見せてくれる。
時折中型のオススモールがフライに興味をしめし、ゆっくりと出てくるが 咥えない…
何だろう? フライがマッチ・気に入られていないのは判っているが、手持ちのフライの中でどれをティペットに結べばいいのかが考えどころ。 何でも同じ場で試して見たいところだが、この日の魚の反応から一度食いに失敗や止めた者が、再びは合っても三度は無いと感じた。

時間もいい頃になり15時40分。
丁度琵琶ヶ崎の先端付近を流す。
ここで岬の先端付近、大きな岩の固まりがある所でベタオレンジカラーのワームをイミテートしたフライに出てきた。
一回目は反応を示し、フライ横数センチ場所まで寄ったが食わず。
慌ててフライをエルクヘアー改にロッドごと変えたが、反応するもやはり食わず。
もう一度スモールが見えていたので、鼻っ面少し前付近にキャストしたが逆に嫌がられ、姿を消した。
やはり三度はこの日はなかった。

16時釣行終了と言う事もあり、5分前に桟橋へ帰着。
この日小川君は小さいながらも一尾キャッチ。
隆君も午後、32cmのスモールをキャッチした。
隆君は今まで何度も野尻湖へ足を運んだが、30cm以上のスモールをキャッチしていないらしく、今回の32cmは自己記録。

ホテルへチェックインし、早めの就寝となった。(By龍太郎は)
二日目

この日は3人とも別船で、各々どのポイントへ向かうかは打ち合わせをしていない。
自分は、昨日朝一から狙えなかった樅ヶ崎へ。
当然出船時間も6時半だが、キッチリ行かないと又出遅れる。
でも、昨日タックルをそのままにしていた事もあり、用意は簡単かつ時間も間に合う。

さあ6時半、二日目のスタート。
樅ヶ崎に着くと昨日の波風はどこへ?と思うほど、ベタベタのフラット凪。
はやる心を落ち着かせ、エンジンを止めてエレキで先ずは右側の砂地のシャローより少し岩が多くなった所からやってみる。
数投はラインを伸ばすのにキャストした後、思うポイントにアプローチ!
おっ、本当に居た!
が、直ぐにUターンしてしまう。
再度アプローチすると、今度はゆっくりと「パクッ」これがトップでのフライではたまらないのだ。
すかさず合わせ、リールファイトに持ち込む為に残りのラインを回収。
サイズは40cm近くあるオススモールで、なかなかの型。
ラインを回収し終わり、エレキで岸側から離そうとしたその瞬間、さっきまで下に下に潜っていったやっが、いきなり何を思ったか最初に出てきたハングした木の根の方へ走り出す。 ティペットはなんと昨日まで使っていた1,5号から0,8号へしていたのだ… まずい,まずいと思いつつもスモールはどんどん根に向かう。 バットでためてリールをサミングしたいたがこれ以上は… と思ったその瞬間。 「ブチッ」・・・ (ライングレイク
ん〜こんなもんでしょう…
何で0,8号にしていたのか、してしまったのか?! 何かの過信で…

しばらく呆然としていたが気を取り直し、今度はティペットを1,5号へ戻し再度今しがたバラシたポイントにキャスト。
「恐らくもうチェイス(反応)しないだろうな」と思いながらもキャストしたがやはりない…
なので、徐々に左側(弁天島側)へと流してゆく。

その後2〜3匹30cm程のスモールは上がるが40cm級が出てこない。
時間も7時を過ぎた頃からか、スッカリシャロー所でフライに反応しなくなってしまった。
やはり朝の30分が勝負の地合だったようだ。

再度エレキで戻りながら周辺を見ていると、時折スクーリングをするように、水面へ数匹のスモールが顔を見せる。
それも何の変哲も無いシャローより20mほど離れた所で。
自分はそれが群れになっていると予測し、次に出てくる辺りで待ち伏せ。
「やっぱり出た!」と、魚の進行方向を偏光グラスで確認しフライラインを出し、いつでもキャストできる状況。
魚との距離はドンドンちじまり、自分から約5mもない距離の水深3m辺りの所を泳いでいる。
とそこで、やはり群れになっていた1匹の大型スモールが水面へと上がってくる!
少し慌ててキャスト! がっ、慌てた為にラインが絡んでしまい…
でも、まだ魚は警戒して逃げる様子も無く、次に掛けてみることにした。
だがエレキは回せない。 警戒心を作ってしまいかねない。
ゆっくりとボートは流され魚の群れとも少し距離が出来たその時、また一匹のスモールが上がってきた。
けれども、距離がありキャストでは何とか届くものの、どの位のサイズかが見えない。
それでも、今度は落ち着いてキャストしてみると、「ポクッ!」っと出た!
今度は完全に食わせ、またエレキで沖目に出しながらラインを回収しリールファイトへ。
チョッと重い。 もしかして(期待! はやる期待をおさえながら、慎重に寄せてくると先ほどスクーリングしていた一番の大きかったスモールだ。 それも、他のスモールも5〜6匹チェイスしてくる。 他に誰か乗っていれば必ずこのチェイサーも捕れていたことと思う。
キャッチできたのは、ん〜ほしい39cmのスモール。
昨日からサイズアップするも、後1cm足りない。

その後樅ヶ崎に隆君・小川君も来て、隆君はスピナーベイトで2〜3mボトムの所から38cmのスモールをキャッチ。
隆君曰く、スピナーベイトでのキャッチは初めて。
居るだろうと思った所で、狙った所で釣れたのは嬉しいと言っていた。

その後も時間まで粘ったが子スモールが出た程度でサイズはアップしなかった。


2004年にまた行く事は無理でも、毎年メンバーと釣行している事から、来年も是非仲間と野尻へ向かいたい。

 

It will establish in April, 2003.
Maker: RyutaroTanaka
ボーズの写真は初めて 虹が見えますか?! 仲間の中で一番のお腹… 自己初の32cmスモール 32cmのスモールだけど… 今までの中で一番満足のいく魚だったとか ありがとう! 一応の撮影だけど 32cm… 嬉しくない… まあまあだね 40cmには至らないけど 38cmのスモール♂ あと2cmが欲しかった 碓氷峠 眠たそうだったけれど、最初から最後まで行きも帰りも運転してくれた けわしく切り立った山々が建ち並ぶ 上信越道上り ボートライセンスもとり、最近さまになってきた 前日に続き、39cmのスモールカラーはきれいだったけれど、サイズが足りなかった 40UPを釣ってしまった… チョッとカメラの調子が悪かったのが悔やまれる… 龍と隆君のツーショット 38cmだったが、終始楽しそうだった。 水道局で 実はまだこの時、龍太郎は知らなかった。サイズを… 40UPが、 出たと言う事を キャスティングで釣れて、 こんなスモールを、 とても満足だったとか… 今回の釣行は、 この人は、いつも全開で走り回っている… みて、朝一の鏡張り、 いかにも釣れそうな予感。 もう、ウズウズしてきて つい、キャストしたくなってくる。 今にも、ガバッと出てきそう セーフティーなのか、 いつもなかなか全開にしない。 これを見ていると、写真の日にフィードバックするよな いつ見ても、信州の山々は落ち着く 二日目に乗ったボートは、 意外に乗りやすく、 操船しやすかった。 が、馬力の違いには納得がいかず、いつも置いていかれていた…