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2005年2月14日  月曜日
釣行者: 貴爺 ・ 龍太郎 執筆者: 龍太郎
フィールド:城ヶ島周辺
対象魚: カンパチ・ワラサ
天候: 晴れ 水温: 外気温: 水質: 薄濁り
潮:中潮 波:0,5〜1m 風向き:北 2m〜東南東 1m
ポイントとヒットゾーン:
城ヶ島東 ボトムより3,5mほど 
干潮(時間)潮位(cm) 1:52(58) / 14:36(49) ・ 満潮(時間)潮位(cm) 7:59(162) / 20:33(134)
釣果: カンパチ 3,2kg 1本
タックル: ロッド=Como’s ビートスリー ミデアムライト ベイト  リール=アキュレイト 195  ライン=PE3号  ショック=60lb
ヒットジグ:Komo SS200g ブルーバック 
誘い方: ワンピッチショートジャーク              
 
月14日バレンタインデーにフィッシャーマリンで23ftのボートを借りて、貴爺と行ってきました。
今まで貴爺をこの船に誘ってきましたが、ことごとく断られてきていいたのに、今回は逆に貴爺から話を持ちかけられてでの出船となりました。 一体全体どの何の気のまわしようか見当つかず、変な感じだったが、自分を接待と言うか気を使ってくれていたのでしょう。

出船はチョッと遅い8時過ぎ。
まあ、遊びの遊びなのでいいかな〜なんて思いながら城ヶ島沖へ着くと、もう既に鳥は固まりナブリが出ている。「失敗した…」などとお互い言いながら、何度か出た群を追ったがなかなかつかめず、しょうがなく一時ジギングをしてカンパチをしながら、さらにナブラの具合が良くなるのを待つ事に…

ジギングを開始して3流し目にヒット。
よく引くなか、上がってきたのはカンパチ。
がっ、タモを持って来るの忘れた…
慌ててギャフの代用を作りあげ(貴爺が)引っ掛けた。
サイズは3,2kgでしたがよく引きましたね。

正直釣れない気がしなかったカンパチは早々に確保し、鳥の状況が良くなってきた事から、再度ナブラを追う。
んっ、今日一番か?!って思う程のナブラが先に出ていて、間に合うかがキーだがどうやら間に合う。
ブルーイールを付けたタックルを手にしながら、船首にへと移動していく自分に、ピッチングのせんれいを受ける。左手側はキャビンを押させて体を支え、右手側にはロッドを持ち、体は中腰になりながらいたがピッチングで足をすくわれた。 左手では左右の体を支えている為手を出せず、右手はロッドを持っていた為やはり手を出せず…
全体重ののった支えをしたのは、何と鼻と前歯…
鼻と歯が船首の縁にぶっかった瞬間「あっ、鼻と歯折れたな〜」っと確信していた。直ぐにひざまずき、下を見ると血が… ぶつけたお陰で涙も流していたが、船は止りナブラの真横! 痛いけど投げない訳にはいかない。 3〜4投したがヒット無く、自分の処置へと。恐る恐る手で前歯・鼻を触り、チャンと有るかどうかを確認し血を拭う。両鼻の穴から出血し、なかなか止らない。貴爺に見せると大爆笑…
まったく失礼な事に笑いながら、もう次のナブラを探して追っかけている。「俺の事はどうでもいいのか!!」 海水で顔を洗いながら次のポイントへ。
しかし、結局鼻血を出しながら追っかけたナブラも、移動が早く捕まえられないまま、一先ずあがって強くなってきていた風と波をかわす事に。

港に戻り鏡を見ると、鼻は少し腫れて鼻の中は血だらけ…(震)
ティシュで拭っていると、また貴爺の爆笑が。この人失礼!
幸い歯は折れていなかったが、ぶつかる瞬間まで目を開けて見ていて、本当にもう歯も鼻も折れたものかと思っていたので、これは不幸中の幸いかなと言っていいものかどうなのか…

時間は12時、一旦食事をし状況を見る為に、城ヶ島の展望台へ。
展望台に着くと、廻りはカップルや家族連れの人ばかりで、前歯2〜3本無い貴爺と自分が居ると、考えすぎかもしれないが皆が見ていると思ってしまう。チョッと場違いかも…
展望台で状況を確認してみると、徐々にではあるが風の向きが変わり、波も収まっている様子。 しかし、鳥の姿が消えて、午後の状況が気になる。

午後2時、今度はフィッシャーマリンの石渡さんも乗り込み、更に貴爺の電話で情報を聞きつけた地元の加山君も来てでの再出船。加山君はもう一つの船で仲間と5人ほどで出ていたが、熟れているせいか、離岸・航路航行・滑走からポイント到着の鳥の見極めとそつが無い。
実に熟れている。

こちらも少し遅れ、ポイントに到着。
先ほど城ヶ島展望台から見ていた時に、ミズモチらしき所があったがやはり魚だった。 その周辺で鳥が廻り、時折突っ込みだす。そら行け!っとばかしに2艇とも向かうが、やはり午前中と同じく沈んでしまう。むしろ午前中よりも多く見えるが沈みや移動も早くなっているようだ。

しばらく追っかけまわしていたが、ことごとく空振りに終わり、時間も4時を過ぎた事から、島周りのカンパチを再度狙い、本日はあがる事にしました。
本日はこの鳥を追っかけていても、釣果に結びつかなかったですね。早く見切りをつけるべきでした。

その後カンパチのアタリもなく5時に帰港しました。

その後の情報で、次の日に6,5kgのワラサをキャッチしたとか…
悔しいですね!

後からルアーを洗いながら考えていたのですが、あんな時に動かして食わない時や、いつも食うはずのルアーにあたらなかった時は、当然今回のようなケースを含めて、1OZの小さいジグでそれも水平ホールするようなジグミノーをナブラの中へとキャストし、ほとんど動かさず沈めてみてはどうだっただろう?! カタクチが失神して沈む状況を作ってみてはどうだっただろう?! 
今後またあのような状況にあたった時に、是非試してみたいですね。

 
 
It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
貴爺 貴爺2 今回は貴爺が居たおかげで、心強かった 加山君の乗船した船 いい鳥を見つけていた 鳥が突っ込み、水面はナブラで白くなり始めたところ 鳥は魚が浮くまで、上空で旋回し群を探している様子 船縁にぶつけて、両鼻から鼻血が出て腫れた鼻