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2005年9月20日  火曜日
釣行者: Taki ・ Ryutaro 執筆者: Ryutaro
フィールド:外房 船宿:和○丸
対象魚: ヒラマサ
天候: 曇りのち晴れ 水温:23〜25℃ 潮:大潮
5時30分 163cm  11時36分 51cm
17時34分 156cm  23時48分 36cm
風向き:北東 外気温:
波: 水質: 激澄み
ポイントとヒットゾーン:
 江見沖=12〜3m 底から3m辺りでもバイト多数あり
釣果: ヒラマサ 6,2kg 1本 (他 Takiバラシ1回 アタリ4〜5回)
ヒットタックル:
Taki
ロッド:ソルティガ ヒラマサ 56HS
リール:ソルティガZ 6000
ライン:PE8本編み 5号
リーダー:フロロ22号 約5ヒロ
(その他タックル2本使用)
Ryutaro
ロッド:ソルティガ ヒラマサ 60S
リール:ソルティガZ 4500
ライン:PE4号 
リーダー:フロロ20号 約5ヒロ
(その他タックル2本使用)
ヒットルアー: 
Taki=CBナガマサ タチカラー 180g Ryutaro=スライドアクター 太刀魚カラー 200g
誘い方: 
ワンピッチジャーク
若干のテンションフォールがこの日はキモのようだった。              
今年の外房は何か違う。
サイズも例年になくオオマサが数多く釣りあげられている。
今年の御蔵でオオマサをTakiさんと共にダブルヒットしまた共にキャッチでき、御蔵の凄さとよさを味わった。
しかし今、東京から約2時間半で、更に港を出てからも1時間としないうちにポイントへと着いて、15kオーバーのオオマサが回遊しているポイントへと行けるのが、今年の外房江見沖。 伊豆釣行とは比べものにならない程近く、安い乗船料でオオマサが狙えるのだ。
そんな状況を毎日船宿HPを観覧しながら、指を咥えて観ていた。

どうせ行くのなら一番いい環境で釣行したいと、2〜3週間も前から試行錯誤を練り、某釣具店の紹介で無理言ってカモシ船の有名宿に乗船できる事になった。 行く前の話では19tちかくある船で、ミヨシは釣りやすく最高の環境と。

実際現地へ着き、船体を観て改めて驚いた。
綺麗・デカイ・釣りやすそうに、船長に助手の感じのよさには本当に驚かされた。

4時過ぎ出船。 さあ、仕事休みの息抜き、存分に発散しようではないか!
ポイントへは約1時間。 協定により釣り開始時間が決まっているようで、江見沖に向った当船も時間が少し早い事から、時間調整を兼ねてゆっくりとポイントへと向っていた。

6時釣り開始。
手を合わせ、今日一日の願い・お願いを込めて自分もスタートした。
もう既に始めて直ぐ、他船のカモシではヒットしていたが、なにせこの日の水色が気にくわない。
激澄みの潮で、それも流れる方向がよくないのか、誰もがこの日の釣果に懸念の状況。
何度も何度も船を船長は入れ直していくが、こちらの船中ではあたらない。
そこで江見沖でも少し移動しやってみると、左舷トモ寄りでやっていたカモシの方にあたった。 少し待ったのちに合わすと、何と抜けてしまった… 船内「あ〜」とため息がもれた。

その後しばしアタリなく、船は何度も何度も船を入れ直しポイントにあてていくが、一向にかたちに現れない。
周りを見渡すと、既にカモシの船団が形成されていて、その中でルアー船がわって入っているが、見た目の状況ではヒットさせている人は居ない。 それで更によく見ていると、良幸丸のミヨシに何だか見たような人が。 特長にクセも似ている。 Takigamiさんと「もしや良幸のミヨシに居る人間、Yokoちゃんじゃないの?!」 2人でよく見ていると、「そうだ〜Yokoちゃんだ 」 そこで Yokoちゃ〜ん 声を掛けました。 本人は直ぐに気づいて「なんだよ〜抜け駆けするなよ〜」って、お前もだろ!  何だか不思議なもので、外房江見沖の海上で会うなんて、何とも釣り人らしい情報をいかに同じところを見ているか思い知らされる。

そののち、時間も終盤をむかえ、他船ではポツリ ポツリと揚がっていたが、当船では中々あがらない…
更に時間も経ち、船内がだらけ始めた時、突然各船ともヒットし始めた!
そうジアイの到来だ。 今が恐らく本日最後のチャンスで、ここで掛けないともう今日の釣果は無いだろう。
そこへ右舷ミヨシ寄りでやっていたやはりカモシの方にあたった。 この方は直ぐにロットが絞り込まれた為か合わしを入れてファイトに入ろうとした瞬間、またまたすっぽ抜けで針と餌のイカが確りと付いてきていた… やはり合わせが早いんでね…

ここで船を入れ直し流していくと、自分のジグが一瞬止められた。
もう使うジグもなくトッ変えヒッ変えしていた為、この時使っていたのが、初代ヒラ打ちジグのクレロンシルバーブルーだった。
「あたった!あたった!!」とTakigamiさんへ言っていると、直ぐにその反応がTakigamiさんにも出る。
ヒット〜! Takigamiさんのロッドが大きく曲がり、6k以上で設定していたドラグは凄い勢いで出される。
Takigamiさんも必死に出されるのを止めようとしていたが、そこは無理…
無常にもラインブレイク… ソルティガ56HSにソルティガ6000で、8本編みの5号で挑んだ結果はあえなくバラシと終わった…
フロロの22号をブッチギッていった奴はどんな大物だったんだろう〜

その後船内も活気づいたのもつかの間、船長よりこの流しで最後との声。
自分もこの日は終始休まず手を抜かずシャクリ続けてきたが、これまでか〜 何て心の中でつぶやき、底から12〜3mほどあげて最後のジャークを入れて再度フォールさせようを思ったいたその時、ゴゴゴッと魚信が!  直ぐに合わすと途端にロッドティップが水面へと絞り込まれた。
ヒット! 最後の最後にヒットに持ち込めた。
この日船内では、ヒットした人全員がバラシている事からも、絶対に確実にキャッチ確保せねば。
何度か走られた後にリーダーがガイドに入り、魚体も確認できた。
しかしここからが怖い。 船底に擦られる恐れがあり、慎重にやり取りをしないとラインブレイクにつながる。
案の定船底へめがけて走られたが、予想の範囲内だったのでタモ取りに成功!!
この日唯一船内の1本だった。

帰港後検量したが、6,2kと今年最近までのマサでは小ぶりだが、体こうがあり実に美味しそう。
サイズ的にはあまり嬉しくは無かったが、この日の状況から価値ある1本と言ったところでは非常に嬉しかった。

帰りの道中に帰ってきてからも、何で今日最後に釣れて、途中アタルのに針がかりしなかったのかが気になった。
家に着き、PCで各HPで本日の各船の釣果を確認していると、長栄では最大9kで、ミヨシに乗っていた方だろう2本釣っていた。
この日の各船乗船者、特にルアー船の乗船者を観察していた事から思い返していた。
長栄のミヨシに乗っていた人は、ジャカジャカ ストップを繰り返していた。 ストップした時も目立ってシャクリフリーフォールさせる事も無く。 ただ止めていたと見えた。 勘違いに間違いかもしれないが、シャクリ上げて意識的にフリーフォールを作る事無く巻いて止めていたとすると、ジグには常にラインテンションが適度に掛かっている状況だったと思う。 ジグがテンションを受けながらスライドし、ラインが張り始める時にまたジャカジャカを入れているのではないだろうかと思う。 現に自分がヒットした時にも、シャクルのを最後にしてまたフォールさせようかと思い、シャクリ上げた後ラインテンションをかけたまま、最後にシャクリ上げた巾をゆっくりティップを下げていったところでアタッた。 これが間違いで無ければ次回は釣果に期待できるんじゃないだろうか。
カモシの船団内でのみかもしれないが、これはこれで発見だったかも。 その人が使っていたジグも、もう入手したしね!

次回のテーマも作れた、秋の気配ではじめた9月の外房でした。
It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
出船前シーン 朝一あまりの船の良さにTakigamiさんとチョッと興奮気味! 江見沖に着き辺りを見回しよく見ると、なんと!Yokota発見!! 本人もビックリしてたような様子。ぬけがけか… 最後の流しにヒット。 いつも最後の流しにくるんだよね。 サイズも6,2kgと食べ頃サイズ。オオマサが欲しかったけど今回は… 悔しながらも笑顔を作ってるTakiさん 安どと喜びが交錯している顔だこれは