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2006年10月30日  月曜日
釣行者: Takigami・Masuda・Ryutaro 執筆者: Ryutaro
フィールド:外房 船宿:良幸丸
対象魚: ヒラマサ
天候: 晴れ 水温:22.4〜20.8℃ 潮:小潮
3時54分 38cm  12時29分 127cm
17時11分 114cm  21時4分 121cm
風向き:北の風 外気温:
波:波1,5m 水質:(海)=澄み (三)=薄濁り

ポイントとヒットゾーン:
 海中公園  三本松=40m

釣果: ヒラマサ6.6kg・ワラサ3kg・本ザワラ4kg
Tackle: 使用Lure:
Tackle1
ロッド:EVO574SS
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラジグマン X8 4号
ショックリーダー:シーガーエース 14号
スミス マサムネ ゴールドグリーン 155g
スミス マサムネ シルバー 155g
スミス マサムネ 有頂天シルバーカラー 155g
スミス マサムネ 有頂天イワシカラー 155g
スミス マサムネ 有頂天ピンク 155g
マングローブスタジオ ワイプアウトロング アルミ   140g
マングローブスタジオ ワイプアウトロング ゴールドグリーン 140g
マングローブスタジオ ワイプアウトロング ゴールドピンク 140g
Tackle2
ロッド:EVO633SS
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラジグマン X8 3号
ショックリーダー:シーガーエース 14号
Tackle3
ロッド:WGJ-S58M
リール:アキュレート BOSS 197
メインライン:ウルトラジグマン X8 3号
ショックリーダー:シーガーエース 14号
ヒットルアーorフライor餌: 
スミス マサムネ シルバー 155g
スミス マサムネ 有頂天イワシカラー 155g
スミス マサムネ 有頂天シルバーカラー 155g
誘い方:               

 今月はこれで4回目の釣行… チョッと妻の顔を見るのが怖い…
それでも釣りに行ける時にはついつい行ってしまうのが釣師のまた怖い所だね。

今回のヒラマサ釣行は、最近好調白浜周辺と考えたが、予約段階で定員一杯で断られた…
今回もご一緒のTakigamiさんにはお手間をとらせたが、急遽外房へと替えた。
これが吉と出るか凶と出るか、その結果は自分達の腕に託されているよね。
だから、今回もいつもながらに仲間全員がやっきになって、周辺の情報収集にルアーローテンション、当りカラー・ジグの確認に頑張ってシャクリ続けました。
 そして幸運の女神はこの日一番頑張った人の所へ…

 当日海中公園沖から攻めに川津は良幸丸さんから出船。
ポイントに着くと最初はいい具合の薄濁り潮。 だがもう少し南へ下がると直ぐに澄み潮。
海中公園沖で潮目ができ、朝一はこの澄み潮の所からスタート。

Takigamiさんとも、この澄み潮カラーは何ぞやと話していたが、朝一の光源を考えホロか?! それとも水色を考えシルバー(ムク)か?! 悩むところ。 しかし、悩んだあげくに付けた物がいつものマサムネ ゴールドグリーン…
何とも進歩が無い…

それも何度か流し直しに投入の入れ直しを繰り返すが、一向に反応が出ず、三本松でワラサがカモシで爆釣との情報。
ジグではほとんど反応しないが、僅かな釣果に賭け、ポイントへ向かう事となった。
三本松へ着くと潮は薄濁り、カモシ船では既にワラサが入食い状態。
各船とも竿が曲がり、船頭や中乗りがタモ捕りにまわっている。 
ここで、ルアー船で船中1本でもいいから欲しかった。 
何度か流し直し
Takigamiさんは右舷から左舷へと移動。
自分もミヨシではやりづらく左舷トモヘ移動し、Takigamiさんの後ろへ差し掛かったその瞬間「ヒット!」 Takigamiさん
後に自分が後を通り、一瞬シャクリを止めたところへドン!との事。
先ずは1本目。 こんな時に釣るのがTakigamiさん、よく釣るわ。
それを観ていたMasudaさんも左舷胴の間へと移動し数投でまたドン! ヒット!
これもワラサで難なくキャッチ。 ジグ・カラーとも見るとマサムネ有頂天シルバーと、Takigamiさん当りジグとほとんど変わらない。
Masudaさん、よく観察しているよな〜

その後俺も続けとシャクルが アアア〜ッ 二回も連続でワラサらしき底から10m程の所でお触りにジグも止められたが、ヒットには至らず。
悔しく汗って心の乱れが出ないよう心がけながら、何度か再投入を繰り返していると、水面より10m程のところでヒット。
最初はワラサかと思いゴリゴリ巻き上げていると、観えてきたのは長い魚体。 
思わず最初はヒラマサ!と叫んでしまったが、寄せてビックリホンサワラ…
「美味しそう」なんて言われたが、ここはやはりワラサが釣りたい。 字は似ているがサワラでなくワラサが欲しい!

「俺も…」なんて言っていたMasudaさん。 右舷胴の間席へ戻り、早々に釣りを再開すると、「ヒット!!!」
オッ! 今度はワラサ・サワラではとうてい無い引き。
EVO574SSがバットから絞り込まれる。
隣ではTakigamiさんが「大丈夫 大丈夫 指導権はこっちが取っているからあせらずにやって」と声を掛け、ゆっくりではあるが巻き上げてくる。 途中勢いよくラインが出されたが、そこは流石のMCロッド。
確りバットで魚を止め、ロッドの反発力によって魚の頭を上に向かせ、船縁まで魚を寄せる事が出来た。
ファイト中カメラを向けると、最初は こっちを向いて…の問いかけに「向けない!」とこのあいだのTakigamiさん同様の返答があったが、ある程度の層まで上げてくると、余裕も出てきたのか再度の問いかけに笑顔で応えてくれる姿がみえた。
初めてヒラマサを掛けている姿とはとうてい思えない。  これもセンスのがあるんだろう。
そして最後のタモ取り。 船頭のタモが夢の魚を包みあげた瞬間、船内の皆が「やった!」と微笑みながらMasudaさんを見つめた。
更にカメラを向けファインダー越しに表情を見ると、強面の顔が笑顔へと変わり目頭が熱くなっている。
その満面の笑みに浮かぶ涙が、ヒラマサへの思い入れ全てを物語っている様だった。
自分自身もその思いが分かり、思わず貰い涙をしてしまった… (- -;A
Masudaさんは今年釣りを始めたばかりで、最初はシーバスと行き続けていたが、Takigamiさんの釣りを観て感動。
「俺もヒラマサ釣りたい!」 の一身でほぼ毎週外房へ通い続ける熱心さ。
通い続ける事数ヶ月間はキャッチが出来ない苦しい外房への通いとなっていたが、今回大本命のヒラマサをとうとうキャッチとなった。
だから、この涙も分かるような気がする。

そして、このヒットを最後に当船のアタリも途絶え、この日の釣りは終わった。
この日の釣りを観ていても、今年のヒラマサはどうやらスローなパターンになっているように思えた。
けして全てとは言えないが、昨年の様なトリッキーなアクションを加えての様子では無いように思う。
ルアー船がカモシ場を離れ、大沢のようなポイントへ入れば、また条件も変わるのだろうが、当面はスローとトリッキーアクションを交互にでも試しながら釣行に望みたい。

It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
毎度 朝日は撮ってしまいます…  もっともっといい写真が撮りたいのだけど… ルアーへの反応が渋い中、ワラサ渾身の1尾 続いて直ぐにMasudaさんが… やばい!俺だけ取り残されている… 3k前後のワラサ。 この時はこれはこれで嬉しそうだったが、この後の事は、この時はまだ知らなかった あまりにもルアーでのアタリが無いので、手を休めている時に、いつもお世話になる和八丸を撮影。 ミヨシで弟が釣りを!けど、全然当らなかったそうな そして、ヒラマサと思ったらサワラ。嬉しいような悲しいような… いっそう喰ってやる! とうとうその時はやってきた! 始めは絞り込まれ、耐えて余裕も無かったが…  中層まで浮くと、少し余裕か… 笑顔が とうとうキャッチ!! 後の人の笑顔が見えるだろうか。 もう既に目には… ブイサインの後、更によく観ると… 泣いている。 この時この姿を観て自分も貰い涙… 込上げるものが…  俺、釣ってないのに…… 船頭と握手! 念願のヒラマサキャッチ! 感動フィッシュとなった。 「あっ、こちらももらえます?!…」撮影会だ 縦で撮ると、やはりでかく写る