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2006年8月29日  火曜日
釣行者: 10名 執筆者: Ryutaro
フィールド:相模湾 船宿:貴雅丸
対象魚: シイラ
天候: 晴れ 水温: 潮:
風向き: 外気温:
波:凪 水質:濁り〜薄澄み 
ポイントとヒットゾーン:
 
釣果: ペンペン2匹
Tackle: 使用Lure:
●Tackle1

 
●Tackle2

●Tackle3

ヒットルアーorフライor餌: 
   
誘い方:               
 今回 前回(21日)共に貴雅で最悪の釣行となりました…
21日は細かな餌を仕込み、カツオ狙いで出船したが、西に南に舵をとったがカツオが見当たらず、竿を出したのも一日合計で5分ほど…
途中ワカシ・子カツオ・サバらしきナブラもあったが見向きもせずただひたすら走り回った。
この日一緒に行ったHamaは呆れ顔。 当然だ。 自分らはチャムの世話をさせられ、チョッとカメを直せば済む事をおこたっていたようで、ある部分を抑えていなくては細かな鰯が漏れてくる始末。 もう何を考えているのだか…
他のお客さんは港に帰るやいなや、早々に道具を車に積み足早に帰っていった。 怒っていたね 当然だね。


 変わって今回。
自分が今回は幹事。 9名を引き連れ、またまたこりもせず貴雅丸を仕立てた。
仲間の要望があった為でもあったが、まさか馬鹿はもうやらんだろうと予約をしたのが運の尽き。
夏を感じようと集まった仲間達も驚いていましたよ。 いや、もうあきれて物も言えなかったのかな。

状況は朝5時出船で船着場に行くと、船頭「今日は燃料が無いから、一度チャムを積んで一旦港へ戻り燃料を入れてからポイントに向かう」と… エッ、前日に燃料を入れてないの? 疑問が朝一からでたが、とにもかくにもこの状況からでは従うしかなく、チャムを仕込みに船を出した。
が、いつもの佐島を過ぎ「シイラ狙いのチャムなのにどこにいくの?」とHamaと話していると、何と先週カツオのチャムを積んだ逗子海岸沖に向かっていたのだ。 沖合いでも5m程しかない水深の場所で、はたしてシイラのチャムとなる鰯は居るのだろうか?
しばし待つと先週細かい鰯を積む時に来た、小型の漁師船が近づいてきた。
「じゃあ、捕って来るから待っててね」と言い残し、その小型漁船は逗子海岸岸寄りで反応を探しているのかグルグルと廻っている。
今から捕るのか?
また、本当にシイラのチャムとなる鰯がここに居るのか、自分的な見解では恐らく細かい餌を調達しようとしていたのでは… といった文面通り鰯は捕れずチャム無しでのシイラ狙いになった.
更にガスを入れる為に港へ船を向けていると、今度は何とガス欠! 信じられる?!
素人がするようなトラブルを、よりによって漁師の人間がしてしまうのだから驚かされる。
まだわりに沖合だった事と潮の流れがさほど無くすんだので、座礁やその他のトラブルも無かったが、もしもを想像すると命の危機も感じる出来事だ。 本当はシイラのチャムを仕込む時点で佐島を通過し、逗子沖まで行った事も腹が立つが、ガス欠は完全に仕事に対する怠慢から生まれる事故。 この時点で完全に自分は切れていた。 もう我慢の限界をとうに超えていた。
船が止まりしばらくして、何やカンやと回りの仲間へ話し掛けながら言い訳がましく自分の所へと近寄り、「こうなっちゃ〜しゃ〜ね〜から、遅くまでやらなけりゃなんね〜だろ」と意味不明な、実に無責任な、自分の犯している状況を把握していないのか、その言葉に 俺ぶち切れた。
「しゃ〜ね〜だ?? 誰のせいだよ? 最初から昨日のうちに燃料を入れていればこんな事は起きなかっただろ! あんた何考えているの? 商売だろ?! 商売ならそんな事あたりまえじゃん!! こんな事イロハのイだろ!! ふざけるのもいい加減にしやがれ!!!」 等々怒鳴ってしまった。
それから1時間近くは待っただろうか、やっと曳航する船が来て長井の港に8時半頃入港。
一時はそのまま上がろうとも考えたが、Ogawa君等の意見からも燃料を入れ再出港となった。
9時過ぎに港を出て、そのまま西へと船を向けるが、当然ながら東寄りは潮も悪く拓巳まで何も無いまま。
拓巳に到着すると三京丸がシイラを釣っている。 よくよく見るとチャムのムーチングでシイラ入れ掛かり。
「何でチャム有るの? 今日は無かったんじゃないの?」と船内では既に皆から不満の声。
これまた当然の事。 船頭は三京丸船頭へ「チャムが手に入らなかったんだよ〜 」などと言い、皆に「あっちに投げろ!」
が、チャムを持っている船に付いたシイラがそう簡単に釣れる訳でもなく、更に移動を余儀なくされた。

11時過ぎに平塚沖に到着。 しかしして移動時間が本当にかかる!
船頭へ「なにやるの? 水色も悪いし、魚っけ全然無いよ!」
船頭「サバやろうや。 何も釣れないとカッコつかないだろ」
って、それで平塚沖かい… 水色・潮の流れ共に非常に悪く、当然ながら平塚の船すら1隻も居ない。
まったく、何でここに着たのか理由が分からん?!
そこで、Yokoから聞いた情報を船頭に「シイラ・サバ・カツオ共に、西に船を出さないと居ないらしいよ。 船、西に出さないの?」と、平塚周辺でダラダラしそうだったので問い掛けた。
するとドンドコドンドコ何も言わずに船を西に向け、ブイ・潮目と進み水色も良くなり、またトビウオもチラホラと観え魚っけも出始める。

しかし、シイラを探しているのに何で潮目を直角に横断するのか?
潮目伝いに観ていけば流れ物や姿も発見できるのでは?と言う所は釣り人側の素人的意見なのか?!
まあ、同時に無線もこの時聞いていたようで、真鶴が見え始めた所で、丸井丸の2号船が鰯を撒きシイラを釣っている。
やはり鰯を持っているではないか。  本当にこの日、シイラ狙いの鰯が無かったのか?
そしてまた、丸井丸の隣につけてのキャスティング開始。
1本はOkuraさんが釣ったものの、その後は丸井丸が移動すると、鰯が無くなった為かシイラも深くなってしまい、喰い・追いも更に悪くなってしまった。 それでもしばらく船を流すが、結果釣れずで東に船を向けた。
「風が強くなってきたから、東に向けながら魚を探しましょう」って、東から魚を探しながら西に出してきて、東に戻しながら魚を探すって居るわけ無いじゃん!  だから、その後はビール飲んで寝にふける者もでて、とても釣りをする雰囲気ではなくなった。

自分も朝からのバタバタで、とうとうダウンの熟睡で寝てしまった。
次に起きた時には港の中…
貴雅じゃ〜こうなっちゃうよね… 

陸にあがり奥さんが居たので、「今日いくら? 払うから!」
奥さん=「ん〜 9名で76000円でお願いします」  ?… 一人8,444円じゃん。 
サービス価格にすると言ったのに、今日こんなありえない事をあじあわせたのにこの価格?
そうか〜 オヤジは自信があるんだな〜 今日はその後キチンとしたと思っているんだな…
これじゃ〜ね… とは思ったが確り払って、今後はこなけりゃいいし、言う事いえるじゃん。
と云う事で皆から徴収し、更に10名で割ったので7,600円を皆さんに払って頂きました。
皆は早々にタックルを洗う事も無く、淡々と車へ荷物を積み着替えも済ませて、早々に港を後にしました。
あんな場所へいつまでも居たくないよね。

そしてバーベキューをする予定も、大幅な時間のくるいから、場所が時間で終わってしまい出来ずしまい…
帰りにレストランで「反省会」と言いながら食事をしたが、一様に「もう貴雅丸は無いね」「行ってはいけない船宿だね…」と口々に批判の声。 いつもなら自分はほろに廻っていたが今回ばかりはもう許せない。
朝行けば船は汚い・魚の死骸はあって悪臭が凄い・燃料は入れてないでガス欠・鰯は無いときてはもう駄目だ…
けれども他船ではシイラ用の鰯は皆持っているから本当に不思議だ。 何で当船だけ持っていないのか? 無いのか?
その後、皆一様に変な疲れを背負ったまま、帰路へとついた。


今回の最悪貴雅釣行の終え、自分(Ryutaro)が感じ悲しかった事は、上記の文面とも多々重複する事があるが
1、前もって予約し、10名もの仕立てが入っているにもかかわらず、当日の船内は汚く魚の死骸もあるのか?
2、前日、翌日に仕立てのシイラと分り、燃料も無いのが分かっているのに、燃料を補給し準備していないのか?
3、当日にも再度聞かれたが「シイラ狙い」と言っているのに逗子沖へ鰯を仕込みに行ったのか?
      佐島・江ノ島沖ではないのか?  さらに、なぜ周辺の船は鰯を持っているのだ?
4、「貴雅で仕立てようよ」のOgawa・Ryutaroの気持を踏みにじり、周りの先輩・後輩・友達と説得して貴雅丸に乗ったのに、結果これではOgawaと自分の顔に泥を塗った事になる。選んだ自分達2人が馬鹿だったが、「まさか?!」の出来事には全く驚かされた一日だった。
謝れ!とも言わない・言い訳も聞きたくない、ただこの一日をどう賠償してくれるのだろう?
お客さんの一日をこの船宿はどう考えているのだか… 仲間の中には、忙しい仕事をわざわざ休んでまで来てくれた方が居る。けして必ず釣果をだせ!とういものではない。楽しく一日穏やかに過させてくれればいいのだ。そんなささやかな想いでさえも裏切る船宿は、どう考えてもお金を取れるような仕事はしていないと感じる。 お客さんに負担・不満・あいそうつかされてはお終いではないのかな。

以上、今回だけでの事ではないが、今までの事を上げだすと、これもあれもと今までいかに問題があったのか、そう云った船宿に行き続けていたのか、自身でも情けなくもなってくる。
これからはあたりまえの事をあたりまえにこなしてくれる所へ出向いて行きたい。
また今回あった事は、自身の仕事においても照らし合わせ、自分の肥やしにしていきたい事。
あじわった事を無駄にしてはもったいないからね。

今回を最後に振返り、もう行く事も無いでしょう。 
息子二代目がピンでやれば別だが、この状態では仲間を連れて行くことも自身が行く事ももう無い。
2006年8月29日は最悪の釣行だった…  もう思い出したくも無い夏の釣行…

It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
皆、待ちくたびれて… 曳航されている。 当船はけして故障ではなく、ガス欠によるある種の人災だ 寝る者続出 東に向けて航行中… 船上の暗い空気が流れるそんな中、笑わせてくれたのは今年も勝! 今年はおしっこをもらした!?