釣行者：Kamiyashiki・Takigami・Masuda・Ryutaro・Yokota
　　　　　Iizuka・Nakayama

スタートして数分、既に竿が曲がっているカモシのアングラーも居る。 さあさあ、後はしっかりと掛けてしつかり捕るだけ。
そんな気持ちを抱きつつ、「今日は俺だけが掛けて、カメラは俺に釘ずけ！…」 だ何て、勝手な事を思い画いていた（爆）

始まりから一時間が経とうとしていたころ、右舷側のカモシ船で竿が入る。また、右舷側前の船でも同じく竿が入った！
Yashikiさんはそれを確認すると「チャンスだよ〜船が右舷側へ流れてるからね〜喰うよ！喰うよ！」何ていっていたのもつかの間、「喰った！ヒット！！」
マジ〜っ
チェイサーは居ないかな〜と掛かっているYashikiさんに少し寄せると、Yashikiさん横目でチラッ！
ふむ〜 完全におらの動きが読まれてる…
先程まで思い画いたシーンはどこへやら。 今は人の掛けた魚のオコボレを狙ってる… やはり、仲間を出し抜く考えは良くないね！ 改めます…(^-^汗
Yashikiさんはサクサク〜と浮かせて難無くキャッチ！
やった〜 番組成立だ〜
そして残業終了だ〜 とはYashikiさん

そしてその5分後、なんと左舷艫のYokoにヒット。ガンガン下にもっていきドラグも唸っている。政だ！政だ！
こちらはまだカメラに慣れていないのか、普段はこちらを見ながら余裕があるのに、この時ばかりは真剣モード。
後にYokoもどう演じていいのか分からなかったと申していました。
こちらも難なくキャッチは、Yashikiさんよりサイズアップし、体高のある立派なヒラマサでした。
4, 5k有りましたね〜

その後、ルアー船では当たらなくなり、カモシでもポツポツと当たる程度。
船長は丹念に根を替え品お替え…ではないが、海中公園沖を広く探りながら流し直していく。
初めは幸先よくポンポン〜と釣れたので、自身の釣果も期待したが、時間が経つにつれ 期待が不安に変わっていく。
更に不安が焦りと変わり、時間が流れてラスト30分となった午前11時。
「またラスト、ここでガンッときて〜…」なんて事をイメージしながら、残り少ない時間を精一杯にシャクル。
また、ジグもあれやこれやと替えたかったが、替えている時間も勿体無い。
すこしでも水の中にジグを入れておきたい。
しかし、焦りからなのかシャクルスピードが自然と速くなっている。　
この日ばかりは本当にスローを意識しないと、気がつけば速いシャクリになっている。
まだメンタルが弱い…　まだまだだ…　
11時半 終了の時刻。　船長は少し気になる所が有ったようで、「もう一度だけ流します〜」この日のオーラスだ。
再起をかけて「お願いします！！」の掛け声で再投入。　着底、底をとりジャークを入れていく。
ラストの流しでどんだけシャクったんだろう？　いや！この日、どんだけ投げてどんだけシャクリ続けたのだろう？
もう体も限界…　もう既に悔しさと自身のプライドだけでシャクっている。
「は〜い　あがりましょ〜う　お疲れ様でした〜」船長の本日最後のアナウンス。　終わった…
おらは釣れなかった…　何だろう？　悔しい…　けど、終わった安ど感と、やり遂げた納得。

この日、スカイパーフェクトTV釣りビジョン「ソルトギャラリー外房編」の撮影は、Yashikiさんを始めYokoもキャッチし見事番組成立！　おめでとう！！
おらは複雑な気持ちだった…　正直な気持ちで。
まあ、おら自身のメンタルの弱さが見事に露呈する結果となった事は事実。　これも経験だね…
気まぐれなヒラマサ君相手には毎度悩まされるが、懲りずにこれからも外房へ足を延ばしましょう。

お疲れ様でした！（涙）