今年最初のジギングは何と2月の神子元から。
2007年は2月に入り、神子元周辺でカンパチ・ワラサとがあがっている。
水温も高いとは、暖冬の影響なのだろうか…
そんな情報を聞きつけてTakigamiさんが前の週13日に一度出向いていたが、その時は余りパッとした釣果とはなっていなかったよう。
それでもチャッカリとワラサを釣っていたから驚き。
他船では、泳がせ釣りでも食っていなかったというから尚驚きだ。
20日当日、釣行メンバーはKamiyashikiさん・Takigamiさん・Masudaさんに私。
いつもの見慣れた釣り仲間。
更に今回は同じ船宿へ予約を入れていたのが、PRO SHOP MOGI 店長の里美さん。
そしてMC worksテスターの野沢さんが同船する事となった。
この日はそうそうたる方々と釣りができる事に、心の中は船が出る前から子供の様にワクワクしてしまいもう興奮状態…
まだ夜が明けきらないうちに出船。
実はこの日、海の状況が何とか持つだろうとある海域へ向かっていたが、途中寝ていた船内で目を覚ますと、出船した頃に吹いていた風よりも更に強くなり海上はもう真っ白。 そしてやはりと言おうか、船長「駄目だ〜 風が弱くなるどころかもっと強くなったよ〜 だから戻ってる。神子元行くからさ」と。
真っ白な海上を見せられては、もう納得できる状況だった…
さらに走る事 数十分 神子元へ到着。
風速はと云うと… 17m… 何と北東の風17mも吹いているのだ。
この風の中、ミヨシへYashikiさんと野沢さんが上がる。
苦しい釣りの開始だ。
最初からあまり潮が流れず数時間が過ぎ、船長は船を丁寧に入れ直してくれる。
が、潮の流れはいいだろう・天候もかろうじて雨はもっている、しかしこの風は
何だ? 爆風になりつつある。
もう釣りを開始して数時間が過ぎ、風は依然として強いまま。
水色も変化なしで暗めの澄み潮… 最悪…
更に追い撃ちを掛けるように、とうとう雨が降り始めた。
雨は強風17mの風に乗り、顔に当たる雨水は一粒一粒が叩きつけるようで凄く痛く感じ、皆さんの体力と気力を徐々に奪い去っていった。
そんな雨も降り始めたところで「ヒット!!!」待望の声! 左舷艫の方がヒット。
これはイナダそうだったが、魚にカンカン叩かれ暴れられるとポロリ…
残念…
暫しして、今度は前の方で「ヒット!!」の声。
が、次の瞬間、もっとも釣ってはいけない人がまた掛けている。 Takigamiさんだ…(笑)
今回は余裕があるのか、ファイト中の写真撮影で声を掛けるとこちらを向く姿。
ロッドも中々曲がっていて、あがってきたのは本カンパの4kサイズ。
ジグはCB ONEのZERO-ONEシルバー
本当 本当 よく釣る よく掛ける。
その掛ける極意を論理的に説明してもらいたい… 観て覚えても観察しても限界がある。
感覚と言われてもとても実にアバウト。 感性・センスなのですかね…
その後、ミヨシでシャクリ続けたYashikiさん…ではなく、worksテスターの野沢さんが1,5k程のネイティブカンパチを手にした。
このお方も常日頃から魚とは縁があり、外房でのヒット率は目を見張るものがある。
そんな方の姿がこの日は見れると、どんなスタイルか観察させてもらったが、ん〜分らない.…
無論分れば苦労もしないが、しいて言えばジグへの初速を意識してか、シャクリ・糸巻きがとてもシャープ。
これはTakigamiさんとも帰りの車内で話しに… 皆、見ている所は同じなのですね。
海の状況は以降も相変わらずで、渡船のみこもと丸はスパンカーも無いままミヨシでシャクルアングラー?!
渡船?! だがチャンと船首風上に向けて真直ぐに船を立てている。 お見事!
相模湾のどこぞの船宿の爺に、爪をせんじて飲ませたいよ!
時間もアッと云う間に過ぎ、気がつけばラストの流し。
ミヨシの空気抵抗大(本人説)のYashikiさんも風速17mの強風に耐え、胴の間でニュータックルで挑んだMasudaさんも一日休まず、艫の里見君もタックルとっかえひっかえ試行錯誤の甲斐なく魚からのアタリに地球上で一番デカイ地球を釣ったのみ…で、皆々さん共一日しゃくり倒したが残念ながら野沢さんを最後にその後魚の顔を観る事はなかった…
この日は非常に辛い一日でした。
しかし、今回もまたいい経験です。 シャクリ… 初速… を考え、次回に備えたいですね。
今年は御蔵の状況もいいのではないかと恵丸船長良川さんも言っていましたが、いつものメンバーHama等からも早く御蔵に…の声があがっています。いったい今年の御蔵はどうなる事でしょうか?!
もしかして爆釣?!! ダブルヒット トリプルヒット ん〜そこまではありえん・・・
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