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2007年6月12日 火曜日
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釣行者:Kamiyashiki・Takigami・Matuno・Masuda
Ryutaro・Yokota |
執筆者:Ryutaro |
フィールド:外房 |
船宿:良幸丸 |
対象魚: ヒラマサ |
天候: 晴れ |
水温:20,4〜22℃ |
潮: 月輝面 13%
潮回り 中潮
1時5分 138cm 8時12分 19cm
15時13分 127cm 20時13分 89cm |
風向き: |
外気温: |
波:凪 |
水質:激澄・澄み |
ポイントとヒットゾーン:
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釣果: Kamiyashiki=ヒラマサ2kgクラス1本
Takigami=ヒラマサ4,62kg2本
Masuda=ヒラマサ3,56kg1本
Matuno=ヒラマサ2kgクラス1本
Ryutaro=ヒラマサ3,34kg1本 2kg弱1本
Yokota=ヒラマサ2kg弱2本 |
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ヒットルアーorフライor餌: |
マサムネ・ワイププロト・MGクラフト
スキルジグ-L
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誘い方: |
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6月12日今月で2度目の外房釣行。
本来であれば八丈北への釣行だったが、船宿の都合…と云うより、海域の都合と言った方がいいのか、それだけ難しく明確な答えの出ていない海域。宿的にも問題がまだ多く有る事からも、皆の安全も考慮し今回は中止にしたようです。
さてさて、ここ最近自身も外房も調子がよく、毎回数本のヒラマサをキャッチ。
やはり年間のキャッチ総数も、数がでる前半の春政で稼いでおかなければ、シーズン中大きく釣る事ができない。
また、前日から入っていたTakigamiさんは、午前雷に雨など天候に泣かされて釣果も出なかったが、午後一番に1本目をキャッチ。
その後も続くかと思った様だったが、それっきりの釣果でその日は終了。
翌この当日も館山自動車道から既に霧… 更に、297号に入って大多喜の山を越える頃にはもっと霧が強くなり、自動車の走行も危険を感じる程。 港に着いた後も霧は切れず、出船の時間を迎えた。
沖に出ると直ぐに岸側が分らなくなり、結果どこに向っているのか分らなくなる。
かろうじて太陽だろう?!明るさの雲を見つけて方角が分り、判断をつける状況。
しかし、道路を走っている時はともかく、海上では何とも神秘的で正直自身は好き。
野尻湖釣行の時にもこんな光景(もっとガスっていた)があったが、何とも霧に包まれ気持ちが心地よくなる。
ポイントは海中公園沖からスタート。
前日新勝さんが数本のヒラマサをキャッチしていた為であったようだが、アタリもなくそのまま大沢へ移動。
ここで数回の流し後、7時20分頃 Yokotaにヒット!
朝恵比寿!か?! と思った自身にもヒット!!でダブルヒット。
チェイサーだったのか、どちらも難無くネッティング完了。
Yokoの事は皆「やったね! おめでとう! よくやった!よくやった!」とは言われていたが、後に掛けたおらはと云うと、「チェイサーじゃん!」とか「釣れちゃったね…」とか、誰でも釣れる的な言い方をしてくる仲間…
どうしてそんな酷い言い方をするのだろう!(プンプン!)
チェイサーだっていいのだ! 釣ればいいのだ! 掛けて獲る事が宿命。 どんな状況でも必ず掛けて獲る事!!
その後このポイントではアタリ無く、潮はスーパークリアーで10m底の海底が観えるほど…
前日は真潮根も状況がよくなく、しかたなく先週同様江見へと走った。
先週の江見は、沖側で巻き網漁船が操業している位ベイトの固まりが有ったようだが、この日は全くといっていいほど静かな海。
「異常なし!」と言って次のポイントへ移動したいほどの、潮は澄み・流れもさほど無く・ベイトの気配も無い。
そこで灘よりに移動し反応を見ながら先ずは始めてみる事になった。
船長はここで、江見に来ている事から戻る時間も考え、11時までの実釣となり、この江見で時間一杯まで粘ると。
そんな願いが届いたのか、早くもアタリが!
右舷艫に乗っていたナオミさん?女性アングラーにゴンゴンとアタッていたかはさだかではないが、一旦外した後にそのまま巻いて誘いを入れ続けてのヒットとなった。 一旦アタッてばれたら、そのまま巻き続けれます? 非常に熟れたアングラーだ。
丁寧なファイト中、隣りに居たMatunoさんにもアタリが! そのままヒットに繋がり、難無く寄せてのランディング。
そう! なんとMatunoさんは外房初マサ! 初マサです… 苦節何年だ?!の世界です。 よく釣りました
更にYokoも掛ける。 これもまた難なくネッティングで2本目キャッチ。
しか〜し! Yashikiさんが写真撮影後、何の手違いか手が滑り、キャッチしたヒラマサを海へチャンと頭からリリース…
本人バランスを失って…とは云うも、何だか空回りしているよう?!
そんなYokoに、この後全くYokoのやっている事とは思えぬ出来事が…
実釣では、結局その後アタリもパッタリと止り、午前の実釣は終了となった。
午前までの結果は、Yokota2本・Matunoさん1本(バラシも1回あったか…)・Ryutaro1本にナオミさん?か1本で終了。
港へ戻り、川津船通しでは恒例なのか、美味しく安くボリューム満点弁当が待っている!
しかも今回は2個! 2人前だ! 自身では普通の出来事だったが、船長夫婦をはじめ仲間共々「オカシイ!おかしい!」で変体扱い… ん〜やはり普通なのだけどな〜(疑問…)
食事も終わり、午後からは川津沖(根中か)様子を見た後、川津沖が悪ければ真潮根一本と。
沖へ出ると午前までの風とはチョッとづつ変わり、南よりの風へと変わる。
今度は艫からポイントへと入る流れへ。 抜かりの無いTakigamiさんは気がつけば左舷艫へ移動している。
まったく状況をよく見ている。
船は川津沖に到着し、午後の実釣開始。
が、直ぐに左舷ミヨシに居たYashikiさんにヒット!
ジグはプロトに来た! 慎重に… 慎重に… ネットに収まったのは小型ではあるが綺麗なヒラマサ。
サイズは2kクラスだが、プロトでの価値ある一本でした。
その後はあたらず、結局真潮根へと走る事となった。
到着ど暫くして、世にも怖〜い事件が…
この日調子の良かったYokoが「痛〜!!!!!」 ミヨシから右舷胴の間に居た見下ろすと、慌てた様子で、何と何と左手へ刺さった針を右手で必死にヒッコ抜いていた!! (怖〜) 幸いYoko自身の瞬時の対応がよかったのか、だいぶ痛そうだったが、筋肉が硬直する前に抜けてよかった。 本人にはどうしてこうなったのかを聞いてみると、小キャストしたはずの鉛の固まり(ジグ)が、ガイドに絡みついたラインのせいでYoko自身めがけて飛んできた。 そこで、飛んできたジグを左手でキャッチ。(信じられない…) そこで、左手ひらにフッキングしてしまったよう。
Yokoの電撃フッキング後アタリなく時間も過ぎての15時過ぎ。
潮も相変わらず澄みきっていて、流れも0,5ノット程。
さすがに皆お疲れ模様で、本日長靴&半ズボンの(爆笑)Masudaさんは顔真っ赤で必死にシャクリ続けている。
本当に始めて間もないとは云え、その下向きな姿勢に感銘する。
必ずそんな人には天からのプレゼントが贈られるのさ。 そうでないと、世の中不公平。
人を押し退けてではなく、自身で道を拓くような姿勢がとても好き!
そこで、右舷艫へ居たMatunoさんがヒット!
ん〜? どうもヒラマサではなさそうだが、結構なサイズではありそう。
そしてあがってきたのは何と何と! サメ…
まあ、ファイト方の練習にはなったのではないだろうか?!(笑)
時間は午後も後半に入り今一つ状況に、午前は席もそこそこ、午後の席は最悪となってしまったYoko。
必死にキャストをしてシャクリ続け、やる事はやれる事は全てやって居た様子。
だが、そんなYokoはいつものそつ無き行動を欠いていた…
「あ〜やっちゃった…」の声に再び胴の間を見ると、腿を押え信じられない光景が…
デカイオートセットフックのポイントが見えず、シャンクの部分を持ちながら必死にアシストラインを切るYokoの姿。
船長も駆け寄るが、またYoko自身もポイント部分を貫通させようとフックを動かすがびくともしない…
そこで、経験者でもあるYashikiさんが駆け寄り、ペンチも使って素早く貫通させ、針先返し部分の切断。
皆が見るだけで何も出来なくなっている中、1人動き対応してくれた。
本当に頼れる兄貴だ。 こんな時はやはり経験がものを云うね。
しかしして、本当にこの日のYokoはどこかおかしかったな…
時間も大詰め。
大会規定でもラスト30分の16時30分。
そんな状況下、口火を切ったのが、この日同じ海域を流していた山正丸の右舷のお客さん。
ヒラマサを掛けてまさに取り込み寸前、こちらの船でもTakigamiさんが掛けた。
海底では魚のやる気モードへとスイッチしたのか、活性があがったようだ。 それもピンスポット的な根の筋だけ。
おらも続きたく、キャスト投入後中層まで引いて再投入で底取り。 着底後3巻きでヒット!
Takigamiさんはまさにタモ入れ寸前で、先ほどと同じような様子。
キャッチできたのは3k半のヒラマサでした。
更に5時リミット滑り込みセーフで、本日のサプライズ!
海神ならぬ恵比寿様は、努力健闘賞として、Masudaさんにチャンスをくれた。
それを確りと受け止めたMasudaさんは船長のサポートも受けながら、ゆっくり丁寧にやり取りし、見事ランディング成功!!!
目には涙。 船長と握手を交わし、ファインダーへ再び目を向けたその瞳には、まさに溢れんとする涙が。
本当に嬉しかったのだろう! おらも嬉しかった! 皆も心の底から喜べる魚だった。
本当にサプライズだね
その後Takigamiさんが先に釣ったのと同型サイズを1本追加で本日の釣行は終了となった。
この日は最後にMasudaさんがキャッチとなり、仲間内での全員安打となった。
渋い渋いとは云え、釣果は立派なものだろう。
また次回も、仲間と楽しい釣りが行けるよう、仕事頑張るよ! |
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It will establish in April,
2003. Maker: RyutaroTanaka |
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