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2007年7月2日  月曜日
釣行者:Ryutaro・Takigami・Masuda・Yokota  執筆者:RyutaroTanaka 
フィールド:某島周りの某○○ポイント 船宿:Yoko'sマリーナボート
対象魚: 黒鮪にくびったけ!(本当かよ!)
天候:曇り時々雨のち一時晴れ 水温: 潮:中潮  月輝面 97%
4時30分 150cm  11時48分 -1cm
19時13分 154cm
風向き:西南西3〜8m 外気温:
波:1,5m 水質: 澄み
ポイントとヒットゾーン:
 千○海域全体に=水面
釣果: 
黒鮪 船中4本ヒットで2本キャッチ  35〜40kg ・ その他アカハタ/カサゴ
Tackle:Ryutaro's 使用Lure:Ryutaro
Tackle1
ロッド:ソルティガ HIRAMASA 56HS
リール:ソルティガZ 6000
メインライン:ウルトラジグマン X8 5号
ショックリーダー:シーガーエース 20号
ジグ=
マングローブスタジオ プロト シルバー左右非対称 150g
マングローブスタジオ ロング・スライド 200〜220g

トップウォータールアー=
マングローブスタジオ Mahiジャーク カタクチ・マイワシ
マングローブスタジオ ボラドール カタクチ・トビウオ等など
TDドラドペンシル トビウオ
DUELサーフェスブルGTピンク
スミス スーパーサージャー イワシ
トビペン
Tackle2
ロッド:ソルティガ HIRAMASA 60s
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラジグマン X8 4号
ショックリーダー:シーガーエース 18号
Tackle3
ロッド:テンリュウ マグナム シイラ用のキャスティングロッドを…
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラジグマン X8 4号
ショックリーダー:シーガーエース 20号

その他3タックル
(インチク用・小物キャスティング用・トローリング用)
ヒットルアーorフライor餌: 
DUELサーフェスブルGTピンク
TDペンシル 18F レーザーカタクチ
GT−γ
誘い方:               

 6月の外房スプリンターズカップも終わり、外房のヒラマサも一先ず釣果も落ち着きだした。
スプリンターズカップではTakigamiさん・Masudaさん・おらと共々入賞。
Takigamiさんは 4.62kg+69.9cm=116.1ポイント で 5位 と特別賞 シイラの6.22kg で6位
Masudaさんは涙の魚を持ち込み 3.56kg+66.7cm=102.3ポイント 10位 とキャプテン賞 トータル4本の合計342.3ポイントで5位
更におらRyutaroは 3.34kg+62.5cm=95.9ポイントで 13位 とワラサ賞 4.70kgで1位
3人ともそれぞれ二つずつ受賞! 凄いね!

そんな外房もまだ盛んだった6月の中旬頃、Yokotaからメールをもらった。
「○島の千○で黒鮪が跳ねてます。 プレジャーで行きませんか! 行く人集います…」と。
当然タックルは持っていなくても「行く〜」の即返事。

そして当日、朝4時の出船となった。
向かうは○豆○島のポイント二箇所。
前日の遊漁船の情報で17kのヒラマサがあがっていた。 
周辺でどこのポイントかは分からないが、Yokotaキャプテン推測のもと出船から約2時間後ポイント到着。

午前6時、最初のジギングスタート。
しかし、反応なし潮の流れほとんど無く、水色濁り気味と条件はけして良くない状況。
そこで、三流し程し、Yokoは○○を見切って鮪狙いに切り替えて、島西へと船を向けた。

午前7時を廻った頃だったろうか、鮪ポイントへと到着し、周辺の船は漁船3隻 小船も数隻居ただろうか。
始めは島よりの所を、それぞれ思い思いの物を投げたり落としたりとしていたが、潮もほとんど流れず跳ねも無し。
目の前に居た漁船は、散水&チャミングをしているが、たまに揚がるのはペンペンシイラに小型メジ(5〜6k位か)。
それも、ハタキの竿で泳がせし、ほとんどがバラシやライン切れしているよう。
「ありゃ〜漁師か?」と言ってしまうくらい。 Yoko曰く、何度かお目にかかっているようで、いつも釣れていないとの…
おらから観ていても、お世辞にも「漁師!」と云えない動作。 
チャムも パラパラ〜 ではなく ドバッドバッ と撒き、おらが今まで見てきた漁師の中では一番下手。
たまに魚が掛かると、ハタキの竿でのされて 竿が起こせない… どうみても大物が掛かっているようにも見えないし…
あれで漁師だからビックリした。

突然! Yokoキャップが 「出た〜!! 巻いて!」 の声。
ガンガン前回で船を進め先を観ていると、遠くなのにやたらデカイ丸短棒の様な弾丸がガバガバ跳ねている!
周辺ではトビウオが逃げ惑っている。
上から何やらす〜ッと何かが降りてくる姿をみて「鳥だろう〜」なんてよくよく観ていると、何と何とトビウオ!
普通なら水面と平行に飛んでいくのだろうが下には鮪、真上の方向へと飛びゆっくりと降下して鮪をかわしているのか?!
その姿はまるで鳥の様にゆっくりと水面に降り立ち、水面下へと消えていった。
凄い高さまで飛んでいたよ〜 生き残る為の術なのだろうな〜 貴重なものを見せてもらいました。

午前8時から9時頃にもなると遠くに近くと、周辺のどこででも出るように、眼でも完全に確認できるようになった。
ただ、だいたい出ているのが潮目周辺。 やはりキーポイントは潮目なのか?!
外房の春政でもよく潮目がキーポイントになっていたね。
プランクトンにベイトと、大型の魚がコンタクトしてくるきっかけはこんな所から生まれていくのだろな〜(チョイ勉強&納得…)

それは9時頃だったろう、Takigamiさんが
あっ!の声。
「今鮪が出た〜」とTDペンシル18を押さえられたが乗らなかったらしく悔しがる。
でかかったね…  ガバッと云う音だけが聞こえた…  その位近かったという事です。
でも本当に出た! 
俄然やる気モードになった船内にYokota船長。
しかし暫くして、跳ねもなく静かになり、場を島寄りに戻したりしていたがアタリもヒントもなく、茶を濁すべく一旦インチクと鯛玉でお土産釣りをしようと根を探りに向かった。

10時、二つ根から神の根の20m辺りを探ってみる。
数流しはなぜか何も掛からず、船を入れ直し根を変えて。
そこでインチクでやる自身にヒット。 最初はカサゴ。  続いてMasudaさんがアカハタをキャッチ。
それを観ていた自分にまたまた今度はアカハタ。
後に続けと鯛玉からインチクに変えたTakigamiさんにヒット。
この日はどうもインチクの方に分があったようだ。

11時を少しまわった頃、また様子見に鮪のポイントへと戻す。
すると沖合いでガバガバやりだし急行する!  トビウオが飛ぶ とそこへ50k近くはあろう黒鮪が水面を割って飛び出し、後ろからトビウオを押さえ込んで銜えた! 一瞬、YokoとRyutaro 見合わせて「今の見た?! 凄げ〜!」 と互い興奮。
ここで、水面で出ていなかった所へとブラインドキャストをしていたTakigamiさんへ再びヒット!!
直ぐにMCの825CRが強く絞りこまれた。
腰を落としてファーストランを耐えるTakigamiさん。そんな姿をよそに鮪はギンギンにラインを出しながら走る。
と、止まったところで反撃開始。 ここは強いMCのロッド。
リフとがありそうで、どんどん巻きリフティングしてくる。 ロッドは少し長く扱いずらそうだが、見た目Takigamiさんの姿を見る限り、何の問題もやりずらさも無さそうだ。
何度か寄せて走られを繰り返す途中、見守っていた周囲の人にも異変が分かる位、突然鮪が異様に暴れだした。
サメか?! の言葉にTakigamiさんもなかば強引そうにリール巻き、早く魚を船縁へと寄せる事を心がける。
が、その後引きがおかしくなりガンガン巻いてくると、揚がってきたのは尻尾を食い千切られ、テールから大量の血を出しながらのネッティング完了。 しかし、尻尾が無いといえどもタモにも確り収まらず、何度か入れ直しをヤッと収まったところで三人掛りで引き上げる。
揚がったのはデッカイデッカイ 立派な黒鮪だった。
残念ながら尻尾はシャークに食い千切られたが、キャッチできた事は賞賛に値する!

12時 少し一休み… な〜んて思っていたら、船首に居たTakigamiさん・Yokoのお知り合いがヒット!
GT等もこなす方で慣れているのか丁寧なやり取り。
ヒット後約15分ほどした突然 
アッ 切れた… 
そう、ラインが途中で突然切れたのだ。 品質上なのかラインに傷があったのか… 定かではないが非常に悔しい一尾でした。

13時、その後ヒットも無く燃料・帰りの時間も気になり始めた頃、船の先潮上で鮪が跳ねだした。
この日自分はツナ用キャスティングロッドも無く、シイラ用に後はジギングロッドだけで参加していたが、あまりの鮪のでかさに強めのジギング用スピニングタックルダイワ ソルティガ 56HSで、矢引き程ラインをだして必死にキャストしていた(馬鹿でしょ…)
しかし、当然ながら飛距離も得られず苦戦していたが、そんな先で跳ね、船を入れ直すのに自身は「もうこれしかない!」と移動する船の船尾から後方へと少しキャストし、そのままドンドンラインを出した。
そう200m近くは出しただろうが、あまりに出しすぎたので150m辺りまで巻き、その後はユックリシェーキング?しながらリーリーング。 シェーキング?はジギングロッドである為、キャスティングロッドの様にアクションさせると、皆ルアーが水面上へと跳ねだしてしまいアクションしない。
なので、ほんの少しティップが入る程度で3/1回転ずつ巻いていった。
船は停止後エンジン停止。
鮪のナブラはみるみるこちらへと近づいてくる。 
他船の船がナブラの際でエンジンをかけ近づいてくるからなおさらこちらへと寄ってくる。
とそこへ自身の後ろで一回飛んだ!  Yokoは「Ryuちゃんそのまま巻かないで! まだ! まだ! そう巻きだして〜」 なんてフライデッキ上から声をかけてくれる。 再び動かしだしたDUELサーフェスブルGTピンク の右で今度は跳ねた。 
駄目か?! 抜けたか?!  そう思った瞬間、ドデカ鮪が自身のルアーへ飛んで襲いかかった!
自分は、超スローモーションにその模様を観ていると、ルアーが鮪によって消えて間合いがあいて直ぐに
ドスン!と手応えがロッドに伝わった。  ヒット!! おらにもヒットだ!
ヒット後直ぐにジギングロッドで掛けた事に笑が出てしまい、腹を押さえて…かは自身の事ながら定かではないが(笑)、本当に声を出しながらの笑いが止まらなかった。
しかしそこは良型鮪、そんな笑っていられたのもつかの間で、ドンドン色は出され、結構な張りの有る56HSは根元付近から曲がっている。 ん〜ラインはPE5号とは云え最後までもつのか?!
そんな不安に苛まれながらも、ドラグを締めたり緩めたり。
かわしにかわして船も前進後進とYoko船長はホローを入れてくれる。
途中Takigamiさん同様サメらしき異変もあり、ドラグを大幅に緩めかわしてみるシーンもあったが、約20分後やっと船縁付近へと寄せた。  よく鮪はラスト10mが大変とよく聞くが、本当に大変だった…
寄せては走られを繰り返す事5回。 ラインの消耗も気になりだし、これがラストと一か八か少しスプールを押さえて一気に水面へと魚を浮かせた。 Yoko・Takigamiさん・お知り合いの方と三名が協力して下さり、ネット&ギャフ入れで船内に引き入れられた。
キャッチ!!!
皆で捕った魚だ。 
サポートに周ってくれた船長Yoko。 
指示を出し続けてくれたTakigamiさん。
最後の捕り込みで、自分の魚同然に扱い取り込みしてくれたYoko・Takigamiさん・お知り合いの方。
その一部始終を撮り続けてくれたMasudaさん。 
そんな4名もの協力でヒット・キャッチ・記録と、近海黒鮪キャッチと成しえたところです。

その後、時間一杯となり、そのまま帰港となった。
帰港中ありとあらゆる方々にメールだ電話だと!  ガンガン自慢メールを送りつけてやりました〜(笑)

マリーナに着き、Yokoの同僚の方々に鮪半身を振る舞い、ついでにもう半身も捌いてしまいました。
もったいないかな〜とも思ったのですが、今回この企画をたてて一日操船にてっしてくれたYoko。
Yokoの理解がなければこの黒鮪はキャッチ出来なかった。
また、仲間のサポートが無ければやはりこの鮪は船の中へさえ入れる事が出来なかった。
そんな方々に感謝の気持ちでお裾分けながらも、黒鮪を別けさせて頂きました〜
本当にありがとうございました〜 感謝です


今回の釣行を終えて…
ヒットから捕り込みまで30分位でしたが、少々掛かり過ぎましたね…
呑ませるとあがりが早い…とも言われましたが、今回は口の廻りにかかりテールフック1本の2点掛かりでした。
呑ませる…と云う事をもっと理解し考えていきたいですね。
後はロッド! 購入しなくては…  釣りはしたが道具へのコストが掛かり過ぎます…  スポンサーが欲しいところですね(笑)

そんなYokoのお陰で、楽しい釣りライフにまた自身の記録となった、今回の近海黒鮪釣行でした。

It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
朝の某島の東側を通過し、カジキでも有名なポイントへ 横田キャップここまで既に2時間このままの姿勢。大変だ お土産でインチク in  カサゴ。 釣師はメタボ代表?!増田さん(爆笑) おらもカサゴにアカハタとキャッチ。 オッと、メタボ代表は滝上さんか?!の滝上さんも、同じくアカハタをキャッチ! 滝上さん&横のお仲間さんも鯛ラバでアカハタ。 ここが黒鮪のポイント○○だ。 普段は漁船だけで遊漁だなんてとても出来るようなフィールドではない。 今回は横のプレジャーで出れ、かつこの季節だからこそできたポイントであろう。 メタボ タッキー ヒッ〜ト!!!  完全に黒だ! 大事に行こうぜ! MCのツナロッド。 リフティングパワーがあるように見える。 凄いね! ファイト途中何だが異様な動きをしていたが、やはりサメにやられていたと、滝上さんは苦やしがっていた 一人ではとてもあがらない。 三人がかりだ 何だか異様な感じ。 けど、一本は一本、価値ある一本には変わりがない 顔を見ていると迫力がある。やはり黒だ! お仲間さんもミヨシで、ミヨシの先にでたナブラでヒット。 余裕の一コマが… この後仰天の結果…  先では他船もキャストしていたが、どうやら掛けてはいなかった。  ヒット後初めの2分辺りの姿。まだ余裕があるが… ここでもまだ余裕があり、ファイト姿勢等を気にしながらやり取りができた ここでもまだ余裕があり、隣に居る滝上さんと会話を〜  ロッドはテンション・プレッシャー掛けていますよ〜〜 思いのほか強い引きに面食らう。 キハダとは違うとは聞いていたが、どこまでこの状況が続くのか?!  ヒットしファイトを開始してから20分を廻った頃、顔にも疲労のいろ。腕もパンパンでこの時「ライン切ったろか?!」とも考えていた位キツかった… 先ずは本日のキャプテン 横田船長と抱擁!! 「ありがとう! よかった!! ありがとう」と 滝上さんとも抱擁! 後ろでは横達の表情が見もの よく考えたら、何も持ち上げる事はないのに、何を血迷ったのか必死に持ち上げようとしていた… 立てる位でいいのにね。 旨そうだ! 脂ののりはどうだろう?! よくテレビでも観るシーン。 揚げて直ぐに血抜き&エラと内臓の取り出し でかすぎてイグロの162クーラーに入りませんでした… そこで泣く泣く尻尾を切除… 内臓・尻尾・エラを抜いて38kありました〜 恐らく推定で40kは裕にオーバーしていたのでしょう!