今月(2007年7月)頭に40kもの黒を捕り、少々釣果感動回線がショートしてしまい、季節物のシイラやカツオ・キメジ等も相模湾では早くから釣れだしていたが一向に行く気無し。 カツオ・キメジ等と言ってもサイズは3〜4kサイズ…
例年なら、喜んでカツオも釣りに行くのだろうが、今年は何だかどうも調子がおかしくなってしまった。
そんなところからのまたまた黒鮪釣行。 今回はYokoも釣りに集中できる遊漁船でのチャレンジとなった。
朝4時出船。 伊豆諸島某ポイント。
ポイントに着き周辺探索。 前回の時よりも潮はかなり流れているよう。
しかし静か… しばし潮上に入れ、エンジンを切り静かに流しながらキャストを繰り返す。
初めは鳥も姿を見せなかったが、時間が経つにつれチラホラと見えだす。
するとそこに水柱がドカ〜ンとあがった!
エンジン始動! ポイント急行で皆のテンションは当然ながら上昇〜
しか〜し、やはり相手は鮪、直ぐに沈んでしまう。 再び水柱! 出た!出た!!
いや〜居ますね〜 サイズこそ前回より小さ目なものの、こんなにタイミングよくこの場に居れるのも相当幸運だとか。
相当足を運んでいても、釣れない人は釣れないとの話。 やはりついてますね〜
7時過ぎから出始めたナブラは、徐々にそのテンションを上げていき、鳥もその状況を分かっているのか、もの凄い数の鳥が固まりだした。 船長は、そのナブラの潮上に入れ、エンジン停止。
今度のナブラは徐々にテンションUP! 初めは背びれだけだった状態が、イワシ玉になっている上へドッカンドッカン飛び掛り、イワシはシャワーの様に飛び散る。 もう鮪だけではなくアングラーまでもがテンションUP!!
船はエンジンを停止している為、鮪は何の違和感も感じずガバガバ目の前で。
ただ、おらも興奮していたのだろう… 写真を撮っていなかった… 失敗…
そして初めの接近戦はあえ無く終了。 そう、ナブラを発見しポイントへ急行>エンジン停止>キャスト! が、皆ベイトに気が行っていなかった。(きずいていた人も居たかも… おらだけかな〜) このあいだはトビウオで今回はマイワシの10cm程。
ナブラが沸いている最中からルアーを変え始め、次のナブラではタックルボックスの中で一番小さく飛ぶ物が、背黒キャスティングの80gしかなかった。 針はアシストではなくテールトリプルで次のナブラにキャスト。
すると直ぐにヒット! がバレタ… またヒット! えっ! またバレタ…
おらは再びキャスト。 そこでYokoがヒットし、続いてTakigamiさんにMasudaさんもヒットだ〜
ここで、Masudaさんがヒットし右舷へと降りたので、おらはミヨシ先端へと入り、右寄りにキャスト〜 痛っ!
見えなかった… おらより前に居たTakigamiさんの頭に、ソルティガ6000のお尻側がガッン!のヒット!〜じゃなかった… あたってしまった… おらは謝りながらリーリングしヒット!(今度は本物)
Takigamiさんはと云うと、魚とファイトしながら相当痛かった様で、おらが謝っても返事すら出来ない程痛かった様で、リールを巻く側の手で必死に当たった箇所を押え・さすって居る。 その間にもおらは右舷艫に魚が走った為ミヨシを降りる。
ここで最初のヒットだったMasudaさんはあえなくブレイク…
また、Takigamiさんも左舷側へ周ったがこれもバラシ… (おらが頭にリールをヒットさせてからバラシたのか?!)
最初に掛けたYokoは、チョッと小振りで既にランディング状態。
おらの方はサイズがいいのか一向に浮いてこない。
艫を一回り、左舷胴の間へ入ったところで下へと潜りだし、姿も見えたところでまたダッシュ。
2〜3度繰り返したところでやっとランディング完了。 黒くんで20k弱の者でした〜
その後ナブラも沈み、エンジン始動 船を入れ直しでナブラを探す。
途中、先に釣った黒のエラに腸を取り出し氷で締める。 その際、胃から出てきた背黒の数にビックリ!
胃はパンパン、裂けた箇所から漏れ出す溶けだしたイワシの残骸…
サイズは10cmほどで背黒80gはピッタシだ!〜まさにマッチザベイト。
船は大きく円を書くように廻すと、先ほど出た所でまたナブリだした。 先ほどのファイト中、船底に付いてしまったイワシが、船を放した事により鮪がまた捕食しやすくなり出てきたのだろ。 この日は本当に活性が高い。
スローに近づきエンジン停止、まだナブラは沈まない! ラッキー!!
Hama投げてヒット! Takigamiさんもヒット! 更にYokoもヒットしMasudaさんもだ〜
おらも気張るととすぐにヒットだ〜 そう!全員のロッドが入ってしまった! 凄い〜! 相手はあんなにシビアな黒だよ〜!
もう出来すぎ。 こうなると、今度は取り込みに困るもので、早く〜 とか ギャッフ〜 とか声が出てくる。
船長は大騒ぎ。 おら、掛けている場合で無いんじゃないの…と考えていると居ると、あらバレタ…
まあ、丁度いいね…(チョイ涙)
このナブラではYoko・Hama・Takigamiさんとランディング成功し3本キャッチ。
どれも20k弱の黒鮪。
その後しばしナブラに当てられなくなった。
周辺でプレジャーボートが数隻姿をみせ、時折でるナブラにもうダッシュで向って行く。
こちらが見つけ確認していても、あちらは全快でこちらの頭に入れていくからたまらない…
それもエンジンも切らずに入って行くので、魚は直ぐに沈み、一向に群を捕まえられなくなった。
それから数時間が経ったところだろう、灘よりで鳥が固める。 当船の近くで出た為、スローに進入しエンジン停止。
船長のやって〜の声で一斉にキャスト。 水面へは背黒イワシの団子、そこへ突っ込む鮪! 大迫力!!
前回サイズこそ無いが、20k前後の者がしきりに跳ね、いつヒットしてもおかしくない。
ここでYokoがまた掛けた。 寄せてくるまではシイラかと思っていたが、何と何と!ネットへ納まったのは真丸なワラサ。
これには船長も船内のメンバーもビックリ。
Hamaもヒット! これもワラサだ〜
Masudaさんもここで掛けた! 「写真 写真…」と笑顔とファイトシーンを撮っていたが、これものちにブレイク…
相当悔しそうだった。 皆が掛けているのだから尚更だろう。 この時、昨年春 御蔵のキハダが脳裏を過ぎった。
相当にあの時は悔しかったものな〜 Takigamiさんとおらだけが釣れなかった。
のちの雑誌つり丸表紙になったのも記憶に残るところ。 やはり、Masudaさんのやり切れない気持ちが分ったような気がしました。
その後このナブラで、Yokoがワラサを2本にTakigamiさんがメジを1本追加しこの場を終え移動を余儀なくされる。
(原因は最後に記載)
沖に出し また灘に戻しを繰り返し、水面の変化を見ながら鳥の行方を見て周る。
朝に比べだいぶ広くナブラが散るようになり、残り時間も後わずかの模様か…
ポイントを入れ直した船はエンジンを停止し、おらは130ボラドールカタクチカラー選び遠めにキャスト。
着水と同時にルアーが消えた。 そう!ヒットだ
しかし方も超の付く小型。 悔しかったがその後は群も遠のき、反応が薄れたので沖あがりとなった。
この日は前文にも述べたが、Yoko曰く「こんなに出来すぎな釣果はないですよ…」のお言葉の通り、前回今回とこのポイントにて連続キャッチができた。 サイズこそ今回振るわなかったものの、釣果に関しては非常に喜ばしい結果となった。
次回も!とは行けても釣果が伴うかは疑問だが、今回感じた失敗点に悔しかった事等も考慮し次回の鮪遠征(遠征とは言えないか!)に備えたい。
今回の釣行を終え、佐●の漁師?!たる船。 おら達が最初に見つけやっていた所に、徐々に近づき浮いて居たイワシ団子へタモ網挿入〜 チャム餌にするのだろう〜すくって持ち去りチャンチャンだ…
魚は当然沈み、先ほどまでが嘘の様に、狂い群に飛び込んでいた魚の姿は消えうせた…
相手は漁師だろ、漁師って遊魚が先に見つけてやっていても横は入りして獲物やポイントを潰してもいいのか?
以前御前崎で遊魚船に乗っていた時の事、やはり今回の様にイワシ団子に向けてキャストをしていると、横から来た漁船がこちらに謝りながらタモでイワシ掬い去ろうとしたところ、当船の船頭は大激怒! 「何で人が先にやっているのに、横からヒョッと来て人のポイントを潰すんだ! てめ〜さがれ!!」そう怒鳴りちらしていた。 相手漁船はその後も謝り続けていたが、もう船頭は相手の船にルアーを投げてぶつけ、更に船でぶつける勢いだった。
まあ、そこまではし過ぎでも、よは漁師と云えどもルールは無いのだろうか?
また、漁師=プロなのに遊漁船の見つけた群を横から獲ってあがる姿はいかがだろう?
この漁師にプライドは無いのか? 自身でこの時イワシの群は多く点在していたのだから、ここの群を横から掬わなくてもよかったように思える。 相手の漁師は、腕・プライド・あいそう・挨拶も
持ち合わせていなかったのだろう〜
C級・三流漁師と敬意を払いたい(爆笑&怒)
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