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2008年4月22日  火曜日
釣行者:Kamiyashiki・Takigami・Yoshino・Masuda
   Hamamura・Yokota・Yoshimura・Ryutaro 等など他2名
執筆者:RyutaroTanaka 
フィールド:御蔵島 船宿:恵丸
対象魚: キハダ・ヒラマサ
天候: 晴れ 水温:20〜22℃ 潮:
風向き: 外気温:
波: 水質:澄み〜薄濁り 
ポイントとヒットゾーン:
 100m
釣果:ヒラマサ11kg・15,8kg ヒラマサバラシ1回  メダイ多数 
Tackle: 使用Lure:
●Tackle1
ロッド:ソルティガ HIRAMASA 56HS
リール:ソルティガZ 6000
メインライン:ウルトラキャストマン X8 5号
ショックリーダー:フロロ 20号

ジグ=
● マングローブスタジオ プロト シルバー左右非対称 150g
●DUEL  アイルメタルCS 200・250g
●キクチジグ ディープスライダー 15oz
●クーニーズ 腹黒(笑) 200g
●シャウト! スライドアクター 200g

トップウォータールアー=
● TDドラドペンシル トビウオ
● DUELサーフェスブルGTブルー
● DUELサーフェスブル150ブルー
 

●Tackle2
ロッド:EVO574SS
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラキャストマン X8 4号
ショックリーダー:フロロ 18号

●Tackle3
ロッド:EVO633SS
リール:ソルティガZ 4500
メインライン:ウルトラキャストマン X8 3号
ショックリーダー:フロロ 14号
●Tackle4
ロッド:ダイコー ヘミングウェイ77BD
リール:ソルティガZ 4500H
メインライン:ウルトラキャストマン X8 4号
ショックリーダー:ナイロン 80lb
ヒットルアーorフライor餌: 
 Kinちゃん=ハオリスリムロング220g?  Ryu=ディープスライダー ブルー 15oz
誘い方:               

 2008年伊豆諸島遠征スタートです
4月22日手石港を真夜中2時に出船。 船はいつもの恵丸さんです。
約4時間、神津・式根の間を通り左手に三宅島を見ながら正面に見えてくるのが、毎年大政を求めて行く島、御蔵島が見えてくる。
フィールド到着が6時少し前。 皆そそくさと寝床から起き上がり、思い思いの支度をする。
おらも最初にしたのがトイレ。 ん〜「運」を便器につけておきました・・(笑)

 朝一、先ずは元根付近沖からスタート。
しかし… いつもの状況のいい時の元根の状況ではなく、静かな海にはビックリした。
いつもなら潮がカッ飛び、酷い時には420gのジグを落として真横にスッ飛んでいった時もあった所。
それでも大政は居るんですね〜 2年前、ここで中層の壁についた反応で2発当てて2発バレている。
その時も潮がカッ飛んでいた。
残念… 今回は南東寄りから入ってくる潮ではないようだ。
水温は20℃程度あるものの、水色があまりよくない様に感じた。
船長ここは早々に見切り、西側に移動。

  この西側では以前ヒラマサが多くキャッチされている。
おらにTackyもここ70m線で釣っている。
流し一投目、潮の状況はどうか? 200gが真直ぐ落ちてゆく…
幾分か底潮が動き上よりも速いのか、着底後リーリングしてくっると20mチョッと位から巻きが軽くなる。
また水色も濁りと云う程ではないけれど、黒潮の影響を受けた色ではない気がする。
船長からは、漁探で底付近に反応が出ているとか。
ヒラマサが居るとして釣れるとすれば、潮の流れ・水色が改善されなくては口を使ってくれないのではないだろう。
またはタイミング? そのタイミングが分かれば苦労しないね…

 西側は浅い所・深めの所・筋を替えと色々と船長はやっているが、一向にヒットの気配がない。
皆もダラダラムードが漂い、また皆の殺気が消えたところで またもやこの男が魚を掛けた。
少しかん高い声で「ヒット〜」(笑) とはYoko。
少々走られながらも難なく寄せ、船縁際でタモ入れ・・ あっ! 
さ・よ・う・な・ら… フックが綺麗に外れてナチュラルリリースです。
魚は明らかに10k近くあるヒラマサ、何事も無かったかのようにゆっくりと泳ぎ去っていきました… あ〜勿体無い…
Yoko、舌を出してその場をとりつくろうが、この釣れない場でバラシてしまった代償は大きい。

 しかし、船内はこれで活気ついた。
シャクル力にも力強さが甦り、皆無心になっている。
船は何度か流し直しを繰り返すが、中々その後が続かない。
潮も相変わらず流れが弱い。 船長は「少し流れ出したかな〜」と言うが、その変化があまり感じられない。
底潮は幾分速くなった様に感じた。 
Yokoのヒットきり更に生体反応も無くなった。

 ここで船長 決心して、大きくポイント移動。
また時間も残業宣言! いつも恵丸船長〜ありがて〜っす!
ポイントに着くと、何と何と、よ〜く見ると水面では遠くの方でキハダ?が跳ね出している! たまに手前でもモジリが!
一気に船内もまた活気ずきく。 水深は100m辺りからのスタート。 
さすがに半日ちかくも上げて下げてを繰り返すと、100m〜!と云われても顔が歪んでくる。
スーパーディープを考えればまだまだかもしれないが、脇ジャクリではチッと体に堪えよね。
しか〜し、この船長の決心が吉とでた!!
「きた〜 ヒット!!」と言ったのはおら!
一流し目の、船長がまさに流し替えようと、巻き上げの指示を出したところでのヒットとなった。
初めは大きく糸を引き出されたが、後は重いものの難なくガンガン巻け、アッという間に船縁まで。
やに走らなかったが、船縁に寄せてくるまではキハダだろうと思っていた。
そんなに首振りも無かったからだ。
だが、上がってきたのは何とヒラマサ!!
ゆっくりいなしてギャッフ打ち完了。
後の検量で11kgあった。 
おら自身、意外なタイミングでヒラマサをキャッチ出来た事に嬉しさを感じた。 キハダと思っていたからね〜

 その後おらの後にYoshimuraさんが掛けたがこれはメダイ (>_<)
Yashikiさんもミヨシで掛けたがこれもメダイ (>_<)2
隣にいたTackyも掛けた〜! がっ、バレた… これもメダイらしと (>_<)3
そして艫の方(長谷川のお客さん)が掛けた! キハダ? ヒラマサ? もの凄い勢いでラインを引きずり出していく。
これはメダイではないだろう〜 しかし、中々寄ってこない。暫しこの状況が続き、思いっきり走られたところで フッ とラインのテンションが抜けたよう。
バレタ… それもラインブレイク… いや〜これも勿体無い。 引きを見るに、結構なサイズだったと思うのだが。
この彼はこのバラシで3回目だったが、全てラインブレイク等とついていない日だったのだろう…
よく掛けていたのに悔いが残る結果だった。

 時間の残りわずか。これと云った釣果はおらのヒラマサだけ。
途中、目の前ででたキハダのナブラにYokoとおらのホッパーがビンゴ!し出たが、どちらもフッキングせずにバイバイ(ToT)/~~~
左舷艫のHama・Yoshinoさん共、最後まで頑張っている。
右舷艫の長谷川釣具店長もジグを替え諦めているムードはないようだ。
ガイドのYoshimuraさん、黙々と自身のスタイルで釣りを続けている。この無心さが好釣果に結びつくのだろう。
ミヨシのYashikiさんにTackyとも手を止める様子は微塵も無い。 あのミヨシと云う立つのも大変な所で、よく休まずにシャクリ続けてきた。 脱帽だ。
そしてKinちゃん「腕が痛て〜」と言いながらも一日シャクリ倒してきた。それも休まずに。ジギングを始めてまだ数年。
正直ヒラマサの釣果には恵まれていないように思う。普通の人なら「もう行かない… 辞めた…」何て言ってもおかしくない状況。それでもヒラマサのフィールドに通い行き続けた!
『ヒット!!』
Kinちゃんだ! ラインはみるみる出され、Kinちゃんの横に行った時にはソルティガ4500のラインが半分以上無かった!!
少し緩めにしたドラグを絞めて魚にプレッシャーをかける。
Kinちゃんは既に体力的にもMAXなのか顔も辛そう。リールを巻く手も重そうだが、気がつくと皆がロッドを置き周りに集まってきていた。
半分だったラインもだいぶ回収し残りわずか。 ラインの出され方からしてもこれはキハダだろう〜 等と皆んで話していたが、後10数メーターと云う所でTackyが「あっ!ヒラマサ!!」
船内も驚き、皆は海面に目をやる。 ゆっくりと回転しながら上がってくる姿はまさに大政!
ゆっくりだよ! ゆっくりだよ!! Kinちゃんゆっくりだからね!!! そうそう!!!! お〜し!!!!!
ギャッフ打って!!!!!! 腹!腹! 腹に打って!!!!!!!!  おっしゃ〜−〜!(^^)!
でけ〜ぞ! うお〜!!!!!!!! Kinちゃんやったぞ! ウオッッッッ(ToT) Kinちゃん号泣〜 おらも号泣だ…
よ〜頑張った。この日だけでなく釣れない日々をよう我慢し続けました。おめでとう!
その後の検量で15,8kありました。 20k位は有るかと思ったがそれは残念・・ それでも15kは立派!
良かった〜 良かった〜


これでこの日の釣りは終了。 早々に港へと船を向け帰路へとついた。
港へと着いた頃にはもう辺りは暗くなり、人一人居なくなっている。
そんな状況からも、今回の釣果も恵丸船長のお陰ですね。
一日頑張って頂きました〜 釣果への探求力には恐れ入ります。

次回は5月13日。 また御蔵で好釣果を残したいですね〜

It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back
喰ってる写真を撮影中?! おらが食われてる(笑) 毎度よく掛ける このあと… いつもの寝ぐせならぬ帽子ぐせ(爆) トド… やっとヒットだ 船底に潜り込む 11kヒラマサ やり〜 残念メダイ よく引くが メダイ… オッ! 金ちゃんヒット 605がよく曲がる 金ちゃん腕がクタクタ やったぞ! 15,8k この微笑み! 御蔵 ありがとう